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デスクトップパソコンのメモリ増設方法(2ページ目)

メモリを安く買っても交換や増設が出来なければ仕方がありません。NECのデスクトップパソコンを例にメモリーの増設方法をご紹介します。

執筆者:中村 伸


ロックピンのクローズアップ写真です。
一番左の一つが開いた状態です。

さて、メモリスロットをよく見ると、その両端にメモリモジュールをロックするレバーが付いていますが、これを開くようにしてからスロットにメモリを差し込みます。現在、SDRAM、DDR-DRAM、RDRAMの3種類のメモリが主流ですが、大きさを含めそれぞれ大変よく似ています。下の写真をクリックするとそれぞれ大きな写真を見ることができます。


現在主流の一般的なSDRAM(PC-100)です


Athlon用に人気のDDR-SDRAMです


Pentium-4向けのRDRAMです

よく見ていただくと判りますが細かな形状が異なっていて、向きも含め間違えて挿さないようになっています。モジュール下部の切り欠きを見ると違いがわかるでしょう。最初はスロットも固いので、なかなか所定の位置に納まってくれません。向きや種類が間違っていないか、再度確認して大丈夫ならぐっと押し込みましょう。勢いをつけると各部を物理的に破壊するおそれがあるので、じわっと大胆に力を入れるように心がけてください。


すごく見難いですがSDRAMのスロット側のノッチ(2カ所ある出っ張り)です。これの位置をメモリモジュールの切り欠きと合わせます。左が「9930」という数字の付近、右は画面右側になります。

パチンと音がする場合もありますが、大概は手の感触でそれを知ることになると思います。電源を投入後、「ビーッ、ビーッ、ビーッ・・・」とアラームが鳴ることがありますが、メモリがうまくささっていない場合の警告です。再度電源を切って、その後コンセントから電源ケーブルも抜いた状態でメモリを外して取り付けなおしてみましょう。メモリモジュールを外すには、モジュール両端のレバーを開くようにすれば、てこの原理で簡単に外れてくれます。
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