一人暮らしで気をつけたい虫の特徴と対策

ゴキブリやコバエ、蜘蛛など、一人暮らしでよく出る害虫たちの特長と対策

ゴキブリ、コバエ、蜘蛛など、一人暮らしでよく出る虫たちの特長と対策をまとめました

暑さとともに嫌なヤツらがやってきます。そう、ゴキブリやコバエ、蜘蛛などの虫たち。「虫は苦手……」「絶対見たくない!」という一人暮らし女子(男子も?)はけっして少なくないはず。まずは一人暮らしで気をつけたい虫の特徴と退治・駆除・対策方法をまとめました。

一人暮らしで気をつけたい虫・ゴキブリの特徴と対策

■ゴキブリの特徴
家でよく見かけるゴキブリはクロゴキブリとチャバネゴキブリの2種類。どちらも25℃以上になると、繁殖が活発するため、夏になると遭遇する機会が増えます。繁殖が盛んでない春頃から対策をするのがおすすめ。

ゴキブリはわずかな隙をついて家に侵入してきます。クロゴキブリは屋外でも屋内でも生息でき、動きも素早く、飛ぶことも可能。そのため、窓や玄関を開けたわずかな隙に入ってきてしまうことがあります。

一方、チャバネゴキブリは屋内にのみ生息し、飛ぶことはできません。暗く温かく狭いところを好むため、例えば通販などで商品を購入した段ボールの隙間に潜み、そのまま家に侵入してくることもあります。

■ゴキブリへの対策
温かく餌の豊富な家の中はゴキブリにとって快適な場所になります。ゴミはこまめに捨て、水回りの水気もしっかりと拭っておくことが大切。また、段ボール類は溜め込まずに早めに処分しましょう。

ゴキブリと遭遇したくない人は、窓や玄関にはゴキブリが嫌うハーブなどのニオイを使ったゴキブリ除けを、壁沿いや細い隙間には置き型駆除剤を設置します。また、万が一遭遇してしまったときのためにスプレータイプの駆除剤も用意しておくと安心です。

<参考記事>
春からが勝負!ゴキブリ撲滅作戦を決行せよ

一人暮らしで気をつけたい虫・コバエの特徴と対策

■コバエの特徴
小さなハエ科の虫を総称してコバエと呼んでいますが、よく家の中を飛び回っているのはショウジョウバエ・ノミバエ・チョウバエ・キノコバエの4種類。いずれも数mmの大きさで、窓や玄関、網戸の隙間から室内に入ってきます。

ショウジョウバエとノミバエは生ゴミや腐ったものを好みます。イモ類や玉ねぎ、バナナやりんごといった常温保存の野菜や果物に発生することも。また、ノミバエは動物の糞に卵を産み繁殖する種もいるため、ペットを飼っていると発生することがあります。チョウバエはトイレや洗面所、浴室などの排水口といった汚れた水回りを好みます。キノコバエは土の中にある有機物を食べ、その土に産卵して繁殖するため、観葉植物を育てている人は気をつけてください。

■コバエへの対策
コバエがつきやすいものを出しっぱなしにしていると、大量発生してしまうことにつながります。食事の残りはラップをしたり、フタのついた容器に入れます。洗い物も置きっぱなしにしないこと。ゴミも放置せず、その都度ビニール袋などに密閉し、フタ付のゴミ箱に入れてください。

コバエが発生してしまったときは市販のコバエ用駆除剤を使うこともできますが、キッチン用のアルコール除菌スプレーをでもOK。食器や食品にも使えるものなので、安心です。また、めんつゆを水で割ったものでも駆除できます。紙コップなどに入れて、発生源の近くに置いておきましょう。

一人暮らしで気をつけたい虫・蜘蛛の特徴と対策

■蜘蛛の特徴
蜘蛛は一時期ニュースにもなったセアカゴケグモなどの一部の毒蜘蛛を除いて、人間に害を及ぼすものは少ないです。特に室内にいるものは、ゴキブリや小バエなどの外注を捕ってくれる益虫といわれています。「蜘蛛くらいなら平気」というのであれば、そのまま共存した方が本当に害のある虫が増えずに済みます。

ただ、家の中に虫がいるのは気分が良くなかったりもしますし、巣を張られると厄介です。そういった場合は駆除をする必要があります。

■蜘蛛への対策
蜘蛛が室内に入ってくるのは、そこに餌があるからです。蜘蛛の餌はゴキブリや小バエなどの害虫です。害虫の対策の基本はゴミを捨て、掃除をし、餌になるものを置かないこと。害虫が家にいなくなれば、同時に蜘蛛もいなくなります。

蜘蛛を見つけたら、市販の殺虫剤で駆除したり、掃除機で吸い取ったりしましょう。吸い取ったあとの掃除機内のゴミはすぐに処理してください。

蜘蛛の巣ができてしまったら、長い柄のホウキやフローリングワイパーなどで自分で払うしかありません。直接ホウキなどを蜘蛛の巣につけると、からみついて取れなくなるので、ネットをかぶせるのがおすすめ。また同じ場所に巣を張られることがあるので、殺虫剤をスプレーしておくといいです。

一人暮らしで気をつけたい虫・お米にわく虫の特徴と対策

■お米にわく虫の特徴
お米を炊こうとしたら、「え!お米の中に何か虫がいる!」という経験をしたことはありませんか。頻繁に自炊できない一人暮らしの人から、そういった話をときどき聞くことがあります。

お米にわく虫はコクゾウムシとノシメマダラメイガという2種類。これらの虫は気温が20℃以上になると活発に動き出すため、夏に向かうにつれて注意する必要があります。

コクゾウムシは小さな甲虫で、米の中に卵を産み、精米でも除去できません。また、ノシメマダラメイガは幼虫はイモムシのような形をしていて、成虫になると蛾になります。「キッチンに蛾が飛んでいる」ことで米の虫に気づくこともよくあります。主に穀類の表面に卵を産み、幼虫はそれらを食べて成長します。幼虫はお米の袋などビニール類も食い破って侵入してきます。

■お米にわく虫への対策

コクゾウムシは15℃以下ではほとんど活動できなくなるので、お米は涼しい場所、できれば冷蔵庫に入れて保管します。また、ビニール袋も食い破るノシメマダラメイガを防ぐには、購入時のビニール袋から密閉できる容器に移し替えるようにしてください。市販のお米の虫除けか、虫が嫌う唐辛子を入れておくと、より効果的です。

虫がわいてしまったお米は、虫を取り除けば、食べることは可能です。コクゾウムシは光を嫌うので、明るい場所にシートなどを広げて、天日干しするといなくなります。また、たっぷりの水にお米を入れ、浮いてきた虫やお米を取り除くようにします。ただ、一度虫がわいたお米を食べるのは抵抗がある人も多いと思います。そうならないように、ぜひお米の保管には注意をしてください。
 

エアコンから虫が出てきたら、どうしたらいい?

エアコン

エアコンの中に虫が入ってしまうことがあります。それは怖いというだけでなく、事故につながることもあるので、注意が必要です

「エアコンからガサゴソ音がする……!」と思ったら、注意したいのは虫。屋外からゴキブリなどの虫が侵入していることがあります。

エアコンの室外機にはホースがついていて、そこから水を排水する仕組みになっています。そこから虫がエアコンの中まで侵入し、卵を産んだり、住処にしていることも。それにより、ゴキブリがエアコンに入り込むことで漏電し、火災が発生するという事故にまでつながることがあるのです。

対策としては、こまめに掃除をすること。大きな虫であれば、掃除をした時点で取り除けます。長また、排水するホースをドレンホースと呼びますが、その口から虫を防ぐためのドレンキャップという商品も販売されています。ホース先端に差し込むだけなので、簡単です。

なお、エアコンに殺虫剤を直接吹き付けるのは故障の原因にもなりかねないので、おすすめできません。自分で虫を駆除できそうにない場合は、エアコン清掃の専門業者にお願いしてみましょう。

集合住宅での虫対策で注意したいこと

毛虫

集合住宅の場合、共有スペースの虫対策は管理会社や大家さんに相談した方が良い場合があります

マンションやアパートといった集合住宅で虫が発生した場合、室内の虫であれば、自分で退治することになりますが、ベランダや庭、廊下などの共有スペースは、場合によって管理会社や大家さんへの相談が必要になることがあります。敷地内の木に大量の毛虫がついていて、それがベランダに落ちてくる場合など、それが自室から手の届く範囲であっても、勝手に枝を切ったり、殺虫剤をまいたりしてはNG。管理会社や大家さんに連絡をして、対処してもらうようにしましょう。

また、虫対策としてトラブルになりやすいのが、くん煙やくん蒸タイプの殺虫剤です。煙が漏れて火災と間違えられたり、火災報知器やガス漏れ警報器が反応してしまうことがあります。使用に際し、必ずしも許可がいるわけではありませんが、管理会社や大家さん、できれば隣室の住人にも一声かけておくと安心です。



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