激カラでもやみつきになるイサーン料理(東北地方料理)

タイ東北部(イサーン)で食べられている郷土料理、イサーン料理。料理はタイ語で「アハーン」なので、タイ人は「アハーン・イサーン」と呼んでいます。イサーン料理の特徴は、肉や魚を炭火で調理すること。そのまま辛いソースをつけて食べる場合もありますし、料理によっては焼いた素材を和え物にすることもあります。東北地方は海に面していないので、魚のほとんどは川魚。それらの料理をカウニャウと呼ばれるもち米と一緒にいただきます。辛いタイ料理の中でも特にイサーン料理は辛く、その辛さが病みつきになる人も多い激辛激旨料理です。

イサーン料理1 ソムタム

注文するときに唐辛子の数も指定できる。辛いのが苦手なら1つから挑戦してみよう
イサーン料理の代表格といえばソムタムでしょう。ソムタムとはまだ熟れていないパパイヤを数種類の調味料で和えたサラダのこと。メインの材料である細く切った青パパイヤをミニトマト、生ニンニク、唐辛子、ナンプラー(魚醤)、マナオ(タイのライム)、ナムターン・ピープ(ココナッツ砂糖)とマカーム(タマリンドという果物)の汁、そして干しエビと炒りピーナッツで合えます。シャキシャキとした青パパイヤの食感がクセになる料理です。

 

イサーン料理2 ガイヤーン

ナンプラーやハーブの味が中までしっかりしみこんだガイヤーンはもち米との相性ばつぐん!
野菜や複数の調味料などが入った汁の中に漬け込んだチキンを、炭火でゆっくり焼き上げていくのがガイヤーン。丸1日は漬け込むので、チキンの中に浸み込んだ漬け汁の味と、チキンの旨みが重なって深みのある味わいに。この漬け汁はレモングラス、香草(パクチー)、ココナッツミルク 、砂糖、複数のソース(シーユー・カオ、 シーユー・ダム 、 ナム・マン・ホイと呼ばれるもの)を混ぜあわせたものを使います。

 

イサーン料理3 ラープ(ひき肉サラダ)

ラープとはひき肉(豚、牛、鶏……ひき肉なら何でも可)に数種類のハーブと唐辛子、マナオ(タイのライム)、ナンプラー(魚醤)を和えたサラダのようなもの。ラープの特徴は、カオクワという米を炒って、それをすり潰した粉状のものを入れること。このカオクワを入れることにより、辛さの中にも香ばしさを感じることができます。ラープは添えられているキャベツ、いんげんなどの生野菜と一緒に食べるのがタイ式の食べ方。生野菜と一緒に食べることにより、辛さも口の中で少しマイルドに感じることができますよ。

イサーン料理4 カウニャウ(もち米)

白いもち米と赤いもち米がある。赤いもち米のほうが香ばしい風味がするので人気がある
カウニャウとはタイ語でもち米のこと。イサーン料理ではタイ米ではなく、カウニャウが主食です。普通のタイ米よりも甘みもあり、辛いイサーン料理との相性は抜群。小さな籠の入れ物に入って出てきて、一口分を手にとり、それをおかずのタレなどにつけていただきます。手で握って口に運ぶという食べ方に最初は慣れないかもしれませんが、タイではこれがカウニャウの一般的な食べ方で、いちばん美味しい食べ方といわれています。是非挑戦してみてください。