フロントガラスのコーティング剤の種類
コーティング剤には大きく分けて、『撥水タイプ』と『親水タイプ』の2種類があります。それぞれに長所と短所があるので、特徴にあった箇所に使いましょう。■撥水タイプの特長
撥水タイプのコーティング剤は『水を弾く』ことで視界をクリアにしてくれます。施工も簡単で、長期間効果が持続しやすいのもオススメです。
一方で、サイドミラーなどの走行風が当たりにくい箇所に塗布してしまうと、水滴でミラーが見えないという事態も考えられます。
■親水タイプの特長
親水タイプのコーティング剤は『ガラスの表面に水の膜をはる』ことで視界をクリアにします。水を弾かないなら塗布しても意味がないのでは?と思われがちですが、ワイパーのないサイドミラー、バックフロントガラスには最適です。水滴で視界を遮られることがないからです。
施工は簡単ですが、効果を持続させるためには定期的なメンテナンスが必要になります。
おすすめのコーティング剤5選
私が推奨する『撥水タイプのコーティング剤』『親水タイプのコーティング剤』をご紹介します。使いやすさや、コスパの良い商品をセレクトしました。■強力撥水、施工もしやすく初心者にも◎:超ガラコ(ソフト99)
本品は従来のガラコ製品より、約6倍の撥水効果期間を実現した超持続性ガラスコーティング剤です。1回の使用で約1年間の撥水効果を持続してくれます(使用状況により変わる場合があります。あくまでも目安です)。また、水を弾くだけではなく、ワイパーをかけたときの摩擦や砂塵、洗車、洗剤にも耐える強力な被膜を維持してくれます。
■コーティングをする時間のない人に!究極の時短お手入れ:ガラコワイパー パワー撥水ブレード(ソフト99)
ガラスが乾いた状態でワイパーをかけるだけで、強力に水を弾きクリアな視界になります。濃縮ガラコを配合したシリコーンラバー(ワイパーゴムの部分)『ガラコ』をガラス面に使用すれば、劣化した撥水被膜が修復され、水ハジキ効果が期待できます。ポイントはガラコのコーティング剤を塗り、本品を使用するとより効果が期待出来ます。忙しくて、コーティング剤を塗る時間がない人にはピッタリの商品です。
SOFT99 ( ソフト99 ) ワイパー替えゴム ガラコワイパーグラファイト超視界 G-91 04791
■日々のお手入れに:スマートビュー ガラス撥水スプレー(シーシーアイ)ホームセンターやカー用品店でも購入出来ます。マイクロファイバークロスがセットになっているで、本品を購入すれば、すぐにお手入れが可能です。スプレーして拭くだけで、ガラスをコーティングしてくれます。 中性タイプなので、ボディについても安心です。
■気付いた時に、さっとコーティングしたいなら:スマートビュー 拭くだけ撥水シート(シーシーアイ)
車に常備しておけば、いつでもどこでも、水なしで汚れを落とし撥水コーティングできます。ウエットティッシュのような持ち運びやすさで、気づいた時にさっとコーティングしたい人にオススメです。虫や鳥のフンなどの部分汚れにも使えるほか、劣化したコーティング被膜を補修し撥水力も復活させてくれます。
■瞬間的に親水膜を張る!:ゼロミラー (シュアラスター)
瞬間的に親水膜を張り、ミラーとサイドガラスの水滴を消して視界をクリアにしてくれます。使用方法もとても簡単で、雨天時、サイドミラーに水滴がなくなるまでスプレーすれば完成。コンパクトだし、拭き取りも不要なので、私は車に常備し雨が降ってきたら吹き掛けるようにしています。
頑固な油膜を落とすなら
自分でフロントガラスをコーティングするときに気を付けるポイントとして、フロントガラスに『油膜』『汚れ』などをきれいに取り除く事が重要になってきます。そんな時に使いたいこが以下の商品です。■コーティングを塗る前の下準備はこれでOK:キイロビン(プロスタッフ)
キイロビンは、降雨時の視界不良の原因となるガラスのギラツキや油膜、被膜を確実に除去する商品です。私も使いましたが、今まで何を使っても取れない超ガンコな油膜や劣化して見にくくなったガラスコートも、酸化セリウム成分がしっかりと、簡単に落とします。ガラスコーティング作業の前処理剤としてキイロビンを使うのを推奨します。
雨の日の運転もこれで安心に
梅雨時期など、雨が多い季節は念入りにコーティングしておくのが得策です。クリアな視界は、安全な運転にも繋がるからです。私は、フロントガラスに付いた水滴が、走行風を受けて流れ落ちていくところを見るのが大好きです。なんだか、見ていてスカッとするからです。撥水の効いたフロントガラスは、雨の日の運転を楽しくしてくれるかもしれません。ぜひ、自分でコーティングしてみてくださいね!【関連記事】
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