LCC「Peach」で台湾へ! 台北と高雄の2都市に就航
LCCのPeachは、台湾の台北、そして高雄へも就航しています。台湾は日本人旅行者のリピーターも多くて人気です。
Peachに乗って台湾に行く方法、手荷物や搭乗時間などのルール、利用する空港のターミナル情報、有料オプション、キャンペーン情報をはじめ、実際に搭乗した体験レポートも合わせてご紹介します。
※ バニラエアはPeachと統合します。バニラエアとしての運航は2019年10月26日までです
Peachが運航する台湾への路線一覧
関西国際空港第2ターミナル国際線にあるPeachのチェックインカウンター。目的地ごとにカウンターが隣り合わせでも列が異なるので注意。
■東京(羽田)=台北(桃園)
■大阪(関西)=台北(桃園)、高雄
■札幌(新千歳)=台北(桃園)
■仙台=台北(桃園)
■沖縄(那覇)=台北(桃園)、高雄(2018年4月26日から運航開始)
なお、大阪(関西)では「第2ターミナル(国際線)」、台北(桃園)では「第1ターミナル」になります。チェックイン締切時間は、Peachではどの空港でも「国際線チェックインは50分前まで」です。
台湾までの気になる航空券の価格は?
【2018年3月25日~2018年10月27日搭乗分】■東京(羽田)-台北(桃園) 7,280円~
■大阪(関西)-台北(桃園) 6,980円~
■大阪(関西)-高雄 6,980円~
■沖縄(那覇)-台北(桃園) 4,780円~
■沖縄(那覇)-高雄 4,980円~(2018年4月26日から運航開始)
主な路線を抜粋しました。運賃は時期によって変動します。また、キャンペーンの時はさらに安くなることもあります。キャンペーンの情報はPeach公式サイトからメールマガジンへの登録、FacebookなどのSNSでぜひチェックしましょう。
Peachで予約から搭乗までの流れ
関西国際空港にはPeachの自動チェックイン機が置かれています。先にチェックインし、預ける荷物があればその後にカウンターへ向かいます。
- 航空券を予約。インターネットの予約がおすすめ。電話、空港カウンターも可(予約手数料が必要)
- 運賃タイプは3種類。手荷物の有無、座席指定などのオプションを選択
- 代金を支払う。クレジットカードやコンビニ払い、銀行ATMなど
- メールで送られてくる「予約確認書」を印刷、または「予約番号」をメモ
- 空港でチェックイン。チェックイン締切時間に注意
- 受託手荷物がある場合はカウンターへ。なければ保安検査場に向かう
- いざ搭乗。空港内は混み合う可能性があるので、ゲートへは早めに行きましょう
Peachで航空券を予約する際の注意点
Peachは3つの運賃プラン。旅のスタイルによって片道ごとに選びやすくなっています。
運賃プランは「シンプルピーチ」「バリューピーチ」「プライムピーチ」の3つ。カウンターで預ける手荷物がある場合や座席指定したい時などは、あらかじめ含まれているプランで先に買うほうがお得なことも。お土産が増えそうな場合など、行きと帰りの便で違う運賃プランを買うのもおすすめです。
カウンターで預ける手荷物は、空港のカウンターで手続きすると割高になります。あらかじめ荷物が増えるのが分かっている場合は事前に手続きしておきましょう。
出発当日の空港で注意すべきことは?
Peachでは機内に持ち込める手荷物のルールが定められています。搭乗前にチェックがあるので注意しましょう。
機内持ち込み手荷物は「手荷物と身の回り品を合わせて2個、合計10kgまで」と決められています。どの空港でも保安検査の前に量り(スケール)で計測されるなど厳しくチェックされます。
なお、Peachでは、台風や大雪などの気象条件、機材整備などによる大幅遅延や欠航の場合、自社便への振替、払い戻しが可能ですが、他社便への振替はできないので注意しましょう。
Peachで弾丸旅! 現地0泊で台北を楽しめる
Peachの羽田-台北線などが対象の「0泊弾丸キャンペーン」。現地0泊、格安で海外に行ける弾丸プランとして人気です。
予約はモバイルサイト、コンタクトセンターのみ。時刻表は以下の通りです。
東京(羽田)→台北(桃園) MM859 5:55→8:25
台北(桃園)→東京(羽田) MM858 20:40→0:55(+1)
※2018年3月25日~2018年10月27日搭乗分
Peachで定番人気の「台北」に行こう
関西国際空港の第2ターミナルは国内線、国際線で建物が分かれているので注意。リムジンバスなどを降りると、右手が国際線のターミナルです。
朝7時50分出発で、関西国際空港に着いたのが朝6時30分ごろ。第2ターミナルに直接到着する空港リムジンバスを利用しました。鉄道の場合、隣接するエアロプラザから連絡バス(無料)で向かいます。バスの本数は多くあり、所要10分ほどです。
関西国際空港第2ターミナル国際線の出発フロア。椅子が多くあるほか、ショップやカフェなども。充電スポットも多めです。
Peachの機内では離陸後しばらくすると機内食やドリンク、免税品などの販売があります。欲しい商品などがあれば早めに購入しましょう。
台北桃園国際空港では、Peachの発着は第1ターミナルになります。大きな空港なので、台北から出発する際はターミナルを間違えないように、カウンターの場所もしっかり調べましょう。
そして、台北桃園国際空港の第1ターミナルに到着。台北中心部へは、2017年に開通した空港MRTが便利です。台北駅まで直達車(快速)だと約30分強で到着します。郊外などへは以前からあるリムジンバスも利用できます。
台北は見どころ多々、空港MRT開通でますます便利に
台北桃園国際空港では、空港MRTの駅は地下に位置し、ターミナルごとに駅があります。各駅に停まる普通車のほか、停車駅が少ない直達車(快速)もあり。
台北でぜひ味わいたグルメといえば小籠包。名物店も数多く、店ごとの食べ比べもおすすめです。
もし、台北への0泊弾丸旅行なら、事前にリサーチしてピンポイントで巡りましょう。数日滞在するならば、現地で情報収集するのもおすすめです。
Peachで台湾第2の都市「高雄」もおすすめ
台北から高雄まで、台湾新幹線が便利で快適。日本の新幹線よりもリーズナブルな価格で移動できます。
Peachは、台北だけでなく高雄にも就航しています。高雄は台湾南部最大の国際港湾都市で、冬も温暖な熱帯気候、近代的な街並みなど日本人旅行者に人気がある場所です。台北と高雄、両方の都市を楽しめるのも、Peachならではです。
しかも、台北から高雄まで、台湾高速鐵路(以下、台湾新幹線)を利用すれば、最短約1時間半で行くことができます。台湾新幹線の本数はかなり多く、高雄のほか、途中の台中や台南などに行くにも便利です。
台湾の鉄道といえば、駅弁。駅のほか車内で購入できることも。台湾新幹線がある駅、時間限定で販売される「高鐵便當」もあります。価格は60台湾ドル~。
高雄きっての有名スポット、蓮池潭風景区。名物の龍虎塔のほか、塔の頂上から蓮池潭の美しい景色も楽しめます。KRT左営駅からタクシーまたは路線バス。
台湾名物の牛肉麺は高雄でも有名。見た目以上に柔らかくて味が濃厚な牛肉と太麺、スープとの相性は抜群で、現地でぜひ味わいたい高雄の庶民派グルメ。
高雄国際空港にあるPeachのチェックインカウンター。チェックインは出発2時間前から開始なので、遅れないように早めに空港へ行きましょう。
高雄国際空港は市内南部にあり、KTR高雄国際空港駅に隣接していて便利ですが、国際線と国内線のターミナルで場所が異なるので注意。到着フロアがある1階にコンビニエンスストアとカフェがあります。国際線の出発エリアにはチェックインカウンターが並んでいるので、Peachの場所を探しましょう。出国後エリアに免税店が並んでいます。
台北そして高雄と2都市に就航するLCCのPeachに乗って、格安で手軽に台湾への旅をぜひとも満喫してください。
※記事の情報は2018年3月現在
【関連リンク】
Peach (ピーチ)
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※ バニラエア運航終了(2019年10月26日)を受け、Peachとバニラエアは統合します。最新情報は公式サイトからご確認をお願いします。
バニラエア公式サイト:https://www.vanilla-air.com/jp/
Peach公式サイト:https://www.flypeach.com/pc/jp