カーメンテナンス

初めての車検……必要なもの、流れや費用は?

初めての車検は、やり方やかかる時間、予約方法など、わからないことが多くて不安になりますよね。「費用はいくら?」「必要なものは?」など、はじめての車検の方でもよくわかるHow to をご紹介します。自分の納得のいく方法で車検して下さいね!

矢田部 明子

執筆者:矢田部 明子

カーメンテナンスガイド

はじめての車検は、何を用意したらいいのか、どれくらいの時間がかかるのか、不安になりますよね。今回は、はじめての車検のHow toをご紹介します。
   

初めての車検を予約しよう! 受ける場所による違いを解説

初めての車検……やり方って?

車検を受けないと公道で走れません!

車検は、ディーラー、指定工場(民間車検場)、認定工場(ショップ、一般整備工場)などで受けることができます。どこで受けるのかによって予約方法が変わってくるので注意しましょう。

ディーラー場合
まずは、見積りをしてもらいましょう。どのくらいの費用がかかるのか?しっかり把握することが大事です。条件に合えば、車検をしてもらうという流れです。この時に、代車の必要であれば伝えておくのがベストです。車検は有効期限の1ヶ月前から受けることができます。また長期の海外出張などの特別な理由があれば、それより前に受けることも可能です。見積もりは車検を受ける日の、3ヶ月前から出してもらえます。
見積り・車検に行くときは、電話をしてから行くとスムーズです。

指定工場民間車検場認定工場ショップ一般整備工場
インターネット予約が出来るケースや、電話予約のみという場合もあります。車検に出したい工場がどうなのかを確認しましょう。車検は、ディーラーと同じく有効期限の1ヶ月前から受けることができます。予約や見積りの受付は工場によって違うので、問い合わせるのをオススメします。

 

車検を受ける時に必要なものは?

せっかく車検に来たのに「忘れてしまった……」ということがないように、提出しなければいけない書類に不備がないかチェックをしましょう。車検を受ける時に必要な書類は『車検証』『納税証明書』『自賠責保険証』です。また、書類に判子を押すことがあるかもしれないので『印鑑』も持参しましょう。

 

車検はどのくらい時間がかかるのか?

車検にかかる時間は、車によって違います。例えば、不具合が多い場合は部品交換などをする必要があるので時間もかかります。1時間で終わることもあれば、数日かかってしまうというケースもあります。見積りや予約の時点で、どれくらいの時間がかかるのかを聞いてみましょう。数日かかる場合は、代車が出るかを併せて聞いておくと良いでしょう。
 

当日の流れは?

どこで受けても、当日の流れはさほど変わりません。

まずは、車検を受ける所に納車します。

見積りが終わっていない場合は、車をチェックし、車検整備に必要な交換部品や費用を説明してくれます。見積りが終わっている場合は、今日行う作業の説明などがあります。

その後、車の点検、整備に入ります。車検が終わる時間も教えてくれるので、その時間に取りに行けばOKです。
車検証ができていない場合は、仮のステッカー(保安基準適合標章)がフロントガラスに貼られます。

車検証ができていない場合は、仮のステッカー(保安基準適合標章)がフロントガラスに貼られます。

車検書と正規ステッカーができたら、ショップで受け取り貼って車検終了です。
車検書と正規ステッカーができたら、ショップで受け取り貼って車検終了です。

車検書と正規ステッカーができたら、ショップで受け取り貼って車検終了です。

 

その他、よくあるギモンQ&A

料金支払タイミングがいつか
これは、どこで車検をお願いするかによって違います。ディーラーにお願いした場合だと、先に、法定費用や検査手続き費用などを支払い、車検終了後に別途かかった費用を支払う場合が多いです。ショップによっては、全額前払いの所もあります。カードが使えるかなども事前にリサーチしましょうを

車検中自分はそこにいる必要があるのか
ずっと待っている必要はありません。車検が終わる時間に、車を受け取りに行けば大丈夫です。

車検のあとるにはどうしたらいいのか
代車を借りられる場合もあります。必要な場合は事前予約が必要です。それ以外は公共交通機関を使うなどしましょう。

車検複数日かかる場合代わりはどうなるのか
代車を借りる事が出来ます。ただ、お店にある車を貸してくれるケースが多いので、車種まで指定することは難しいようです。

車検後パーツ交換を勧められることはあるか
車検前(見積り時)には、車検にクリアするために交換が必要な部品が勧められますが、車検後も部品交換を勧められる場合があります。これは、実際に検査をし今回の車検はクリア出来る出来ますが、次の車検まで持たない消耗部品の交換を勧められる事があるからです。他には、車検設備箇所以外に不具合が見付かった場合にも提案されます。車検時に交換しておけば、安く交換出来る場合もありますよ。

められた場合その交換するのと場所交換するのとどちらがいか
どちらが安いかというのは、交換するパーツなどによるので一概には言えません。ただ、勧められて即決したから安くなるということはありません。なので、見積書を作成してもらい、他の場所と比較するのがベストです。

車検前にどこかで点検をしたほうがいいのか
点検はしなくても大丈夫です。車検をしてもらう所に任せましょう。

車検前洗車車内清掃をしたほうがいいのか
洗車や車内清掃をしなければいけないというルールはありませんが、愛車を気持ちよく点検してもらうために、私はするように心がけています。

車検後洗車車内清掃をされてってくるのか
必ずしも、洗車や車内清掃をされて戻ってくるわけではありません。洗車や車内清掃は、車検項目にはありません。ただ、車検に出せば、サービスで洗車してくれる所もあります。
 

いざ、はじめての車検へ!

今回は、当日の流れなど基本的なことをご紹介させていただきました。私も、はじめて愛車を車検に出したとき、右も左も分からず少し緊張してしまった記憶があります。沢山の選択肢があって悩んでしまう方もいると思いますが。大切なのは安全な走行のために信頼できる所にまかせること。自分の納得のいく方法で車検して下さいね!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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