仕事・キャリアに迷った時は、キャリアのプロに相談してみよう

キャリアコンサルティング,キャリアカウンセリング

キャリアコンサルティングを使ってみよう

「この仕事は自分に合っているのか」「忙しいだけでスキルが身についている気がしない……」

長く働く上では、誰しも自分のキャリアについて不安に思う時期があるものです。そうした時、あなたはどうしていますか?

先輩や上司、家族や友人に相談する、という人が多いかもしれません。もちろんそうしたこともよいですが、親しい人には話しにくいことがあったり、あなたの状況を理解してもらうことが難しかったりすることもあるでしょう。

そうした時にお薦めしたいのが、キャリアについてアドバイスするプロである「キャリアコンサルタント」を上手に使うことです。

厚生労働省が平成28年に行った「能力開発基本調査」によると、キャリアコンサルティングを受けた人の9割が「役に立った」と回答し、「仕事に対する意識が高まった」「自分の目指すべきキャリアが明確になった」などの意見が寄せられています。

キャリアコンサルティングって何?どんなことを相談できるの?

「キャリアコンサルティング」「キャリアカウンセリング」という言葉は良く聞くけれど、実際はどんなものかわからない、という方も多いはず。

「キャリアコンサルタント」とは、「キャリア」に関わるあらゆること(就職、転職、適職探し、キャリアプランニング、進路選択、部署異動、再就職など)を支援する専門家です。

「キャリアコンサルティング」は、そのための支援方法の一つで、面談や電話、メールなどを用いて1対1でキャリア上の相談、アドバイスを行うことです。

キャリアプランニングのプロセス

具体的なイメージを掴むために、一般的なキャリアプランニングのプロセスと、その折々に生じやすい相談テーマをご紹介しましょう。

◆キャリアプランニングのプロセスと代表的な相談テーマ◆
ステップ1:
自己理解(やりたいこと、できること、価値観、経験を確認する)
※相談テーマ:私の適職って何?/今の仕事は私に向いている?/これまでの経験やスキルの整理(キャリアの棚卸し)がしたい適性検査を受けたい など

ステップ2:
職業・仕事の特定(目標とする職業・仕事の候補を挙げる)
※相談テーマ:これから目指すべき方向性、キャリアパスって? など

ステップ3:
情報収集(ステップ3で挙げた職業・仕事に関する情報収集をする)
※相談テーマ:〇〇になるにはどうしたらいいの?/〇〇の具体的なイメージを知りたい など

ステップ4:
意志決定(長期目標・短期目標の策定、具体的なプランの作成)
※相談テーマ:目標を実現するためには何から始めればいいの?/ライフステージの変化(結婚、育児、介護)に備えて、ワークライフバランスを考えたい など

ステップ5:
教育・訓練(必要に応じて資格取得・能力開発を実行する)
※相談テーマ:目標達成のために必要な資格・スキルって何?/どこで、どうやって学べばいい?/資格スクールや講座選びのコツは?スキルアップのために利用できる制度は? など

ステップ6:
就職・異動(1~5に基づき異動・転職活動のための行動を実行、目標を達成する)
※相談テーマ:応募書類の添削をしてほしい/面接トレーニングを受けたい など

ステップ1に戻り、新たな目標を見つける

このプロセスは、自分ひとりでこなすこともできますが、専門家による客観的なアドバイスがあると、よりスムーズに進められます。

例えば「転職活動」する場合、十分な自己理解(ステップ1)、情報収集(ステップ3)などが行われた上で「転職を目指す」のが理想的な流れですが、このプロセスを飛ばして一気にステップ6を目指し、「うまくいかない」と言う方が少なくありません。

自分ひとりではなかなか突破口が見えにくい時こそ、「キャリアコンサルタント」という第三者の視点が役に立つのです。

どこに行けばキャリアコンサルティングを受けられるの?費用はどのくらい? 詳しくは次ページで解説します。