リバースジュエリー2

ネックレスをブレスレットに

使わなくなってしまったアクセサリーをハンドメイドのテクニックで蘇らせる「リバースジュエリー」の第2弾!

今回は、出番の少ないネックレス2本を、上品なブレスレットにリメイクします。
材料を無駄なく使えてアレンジもしやすいので、ぜひ参考にしてくださいね!

色の組み合わせが好きではなくなった…2ネックレスをリバース!

リバース前の2本のネックレス

シンプルだけに出番のなくなってしまったネックレス


ネックレスのアップ

左はポテトやエッグ、右はライスやオーバルということも

今回使用するのは、淡水パールとペリドットという天然石を使ったネックレス2本です。
なお淡水パールは形状によって、ポテト、エッグ、ライス、オーバル、ドロップ…などと呼ばれ区別されることもあります。

使わなくなった理由は「色の組み合わせ」

今回も、依頼主さんにヒアリングをしています。その結果は、

<気に入っていた点>
個々の素材、使いやすいレングス

<使わなくなった理由>
パールとペリドットの組み合わせが好きではなくなった

<そのほか>
淡水パールだけで作られた、3連のネックレスを持っている

というものでした。

パールとペリドットそれぞれは好きだけれど、この2つの組み合わせは気になる、ということだったので、バラバラにして、パールとペリドットを別々に使うことにします。

ネックレスから取り出した淡水パール

ばらした後は汚れなどを拭いておきます。

取り出した淡水パールがこちら。
3×4mm(小)46個、3×6mm(中)28個、4×6mm(大)28個です。

また、淡水パールのネックレスを持っているとのことだったので、
それとセットで使えるように、ブレスレットを作ってみようと思います。

かんたんで華やかな「スパイラルロープ」で作る!

セット使いしたい淡水パールのネックレスが3連とのことなので、ボリュームと華やかさが出る「スパイラルロープ」というテクニックを使います。

「スパイラルロープ」とは針と糸で編む「ビーズステッチ」の編み方のひとつ。シンプルな手順を繰り返すことで、らせん状の編み地ができあがります。
使うビーズの数や種類でまったく違う印象になるので、覚えておくと様々なバリエーションを楽しめますよ!

スパイラルロープの編み方はこちらでも紹介しています。

淡水パールのスパイラルロープブレスレットの作り方

針に糸を付ける

針はビーズに余裕をもって通る太さを選んで

糸に針をつけ、糸のおよそ中央の位置に、丸小ビーズ1個を図のように通して「ストッパービーズ」にします。これはこれから編むビーズが抜け落ちるのを防ぐためのもの。ストッパービーズの代わりに、小さなクリップなどで糸を挟んでもOKです。

なお、ビーズステッチでは同じビーズに何回か針を通すことが多いので、ビーズの穴に余裕をもって通る太さの針を選んでおくと、スムーズに制作できます。

スパイラルロープの「芯」ビーズを通す

スパイラルロープの芯ビーズ

ストッパービーズのきわまで通します

針がついている方の糸に丸大4個を通します。これがスパイラルロープの「芯」になります。

「外側」ビーズを通してスパイラルロープを編む

外側ビーズ1段目

ビーズの間に隙間ができないように糸はしっかり引き締めて

<1段目>
丸小、丸大、パール小、丸大、丸小を通し、芯ビーズ4個に通し、糸を引き締めます。
丸小、丸大、パール小、丸大、丸小を、「芯ビーズ」に対して「外側ビーズ」といいます。

2段目

2段目は1段目の左側に来ていることに注目

<2段目>
丸大1個を通します。これは新しい芯ビーズ(A)になります。
つづいて、丸小、パール中、丸小を通し、芯ビーズの2個目め~さきほど新たに通した丸大(A)1個=芯ビーズ4個 に通し、糸を引き締めます。
このとき、2段目の外側ビーズは、1段目の外側ビーズの左側に来るように注意してください。

3段目

3段目も2段目の左側に来ます

<3段目>
丸大1個(B)を通します。つづいて、丸小、パール大、丸小を通し、芯ビーズ3個め~新たに通した丸大(B)1個=芯ビーズ4個 に通し、糸を引き締めます。
芯ビーズは常に、4個拾うことになります。
またこのときも、3段目の外側ビーズは2段目の外側ビーズの左側です。

4段目以降

外側ビーズは常に左側に来るように

<4段目>
ここで1段目に戻ります。そのあとは、2段目~3段目、ふたたび1段目の繰り返しです!

半分まで編み進む

半分まで編む

手首実寸サイズの大体半分まで編みます

作りたいサイズの半分の長さになるまで編みます。

残り半分を編む

残り半分を編んだところ

手首の実寸サイズぴったり+1cmくらいまで編みます

ストッパービーズをはずし、残していた反対側の糸で、2段目~3段目のあと、1段目~3段目を繰り返して、同様にスパイラルロープを編みます。
手首に合わせてみてぴったりプラス1cmくらいが目安です。

留め具部分(留め玉側)を編む

留め具を編む

実際はロープ部分との隙間が空かないように注意して

まず、留め具の「留め玉」側を編みます。どちらか一方の糸に丸大2個を通します。

留め具を編む

ここでもビーズの隙間には注意を!糸は常に引き締めて

次に、パール8mm、丸小を通し、さきほど通した丸大2個に通します。

留め具の編み戻り

針糸を通すビーズを赤く塗っています

さらに、芯ビーズ4個ぶんまで通し、糸を引き締めます。

編み戻りで強度アップ

編み戻り

編んだところを戻るので「編み戻り」です

ここから「編み戻り」を行い、編んだ糸がほどけないように固定します。
針を出した丸大につながる外側ビーズ(C)に針を通し、糸を引き締めます。

編み戻り

針糸を通すビーズを赤く塗っています

さきほど針糸を通した外側ビーズ(C)につながる芯ビーズ4個分+1個まで針を通します。

編み戻り

すでに編んだ糸を引っ張りすぎないように気を付けながら針糸を通して

針を出した丸大につながる外側ビーズに針を通し、糸を引き締めます。

玉留めして糸始末

玉留め

玉留めは2~3箇所で行えばOK

図の位置で「玉留め」をし、余分な糸を切ります。
可能であればさらに編み戻ったあとに玉留めをしてもかまいません。

玉留め

針を引き抜く時は編地をしっかり押さえて

上の図が「玉留め」の方法です。
玉留めしたあと、余分な糸はビーズのきわでカットします。

反対側の留め具部分(ループ側)を編む

反対側の留め具

留め具のループ部分になります

こんどは留め具の「ループ側」を編みます。
反対側の糸に針を付け替え、丸大2個、丸小20個(多少の誤差が出る場合があるので、19~21個の範囲で調整します)を通します。

留め具のループ

糸はしっかり引き締めてビーズの間に隙間ができないように

つづいて、丸小1個目に図のように通し、糸を引き締めて「輪」を作ります。

ループの編み戻り

もう一周することで強度がアップします

さらに、作った「輪」にもう一周、針を通し、そのまま図のように芯ビーズに針を通し、芯ビーズ6個目から出して、糸を引き締めます。

「留め玉」側と同様に編み戻りと玉留めを行います。

完成!

スパイラルロープブレスレット完成

ホワイトでまとめた、上品で華やかなブレスレットに!

白一色でまとめた、上品でほどよく華やか、フェミニンなブレスレットができました!
針と糸で編むビーズステッチは、出来上がりがしなやかなので、つけ心地もばっちりです。

ネックレスとコーディネート

同じ淡水パール同士なので相性バッチリ!

依頼主さんが持っている3連の淡水パールネックレスとあわせてみました。
同じ素材でコーディネートすると、おしゃれの「格」がぐんと上がりますね!

余ったペリドットは、もちろん別のアクセサリーにリバースさせますよ。次回もどうぞ、お楽しみに!

リバースジュエリー第1弾はこちら



【編集部おすすめの購入サイト】

楽天市場でビーズを見る

Amazonでビーズを見る

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。