ピョンチャン五輪で幕開ける2018年の海外市場
スポーツツーリズム開花年に

2018年はどこに行こう?

2018年はどこに行こう?

2018年が、いよいよスタートしました。韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される第23回オリンピック冬季競技大会(ピョンチャン五輪)の開幕式は2月9日、平昌2018パラリンピック冬季競技大会は3月9日に開幕します。出場選手の顔ぶれも出揃って、あわててチケットを買い求めた人もいたのでは? 今年は、6月にサッカー・ワールドカップ ロシア大会が、7月にはアメリカ・サンフランシスコでラグビーワールドカップ・セブンズ2018が開催されるなど、スポーツ大会が目白押し。

日本では2019年にラグビーワールドカップ2019が、2020年には東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されるとあって、アスリートから目が離せない年になるでしょう。二刀流・大谷翔平選手のアメリカ大リーグ・エンゼルス入りも、“観るスポーツ”に拍車をかけること間違いなし。2018年は、スポーツツーリズム開花年となりそうです。

2018年の訪日外国人客数は、さらに記録を更新して3200万人にのぼると予測されています。国内の主要都市ではホテルの予約がとりづらく、客室単価も高騰が続くため、海外旅行市場は逆に盛り上がりをみせそう。しかも国際観光旅客税、すなわち出国税が導入される2019年を前に、「今年のうちに海外旅行へ」といった駆け込み需要もみられそうです。

今年はどこに行こうかな。2018年ココが気になる海外旅行先ランキングを発表します。

第10位 フィリピン

フィリピン

フィリピン伝来のヒロットをはじめスパ・マッサージが安価なのも嬉し

語学留学で人気のセブ島をはじめ、フィリピンの英語学校はクラークやバギオなどにも広がりをみせています。母語禁止、English Only Policyが徹底した速習コースは人気が高く、学生からビジネスマンまで多くの日本人が通っています。飛行時間約4時間という地の利のよさと物価の低さが、人気の理由です。青い空・青い海を舞台に、世界に羽ばたく準備をフィリピンで始める人が、さらに増えそうな予感です。

第9位 スペイン/ポルトガル

巨匠ガウディの建築物、サグラダ・ファミリア

巨匠ガウディの建築物、サグラダ・ファミリア

2018年は、日本とスペインの外交関係樹立150周年の記念の年。首都マドリードは世界三大美術館の一つ、プラド美術館をはじめ闘牛やフラメンコ、そしてサッカー観戦などなど、エンターテイメントも充実しています。また、バルセロナは、巨匠ガウディの建築物で知られるサグラダ・ファミリアなど見どころが豊富です。

ポルトガルの首都リスボンは、人気急上昇中の海外旅行先。トラムやケーブルカーに乗って、石畳の街並みをゆっくりと散策するのがおすすめです。ヨーロッパ最西端のロカ岬を日帰り観光するのもよいでしょう。

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第8位 タイ

2017年秋、プミポン前国王の服喪期間があけたタイでは、2018年、観光産業の巻き返しをはかります。キーワードは、ラグジュアリー&ローカルエクスペリエンス。首都バンコクには、ハイエンドでラグジュアリーなホテルやレストランがひしめきます。
タイ

微笑みの国・タイの2018年のキーワードはラグジュアリー

一方で、北部の古都・チェンマイにスコータイ、東北地方のイサーン、そしてビーチリゾートのパタヤやプーケット島、サムイ島など、地方ならではの文化体験やアクティビティが注目株です。誘われるようにタイへ。今年もタイから目が離せません。

第7位 カナダ

ケベックシティのプチシャンプラン通り

ケベックシティのプチシャンプラン通り

今年のカナダは、特に東部に注目が集まりそう。6月にはケベック州のラ・マルベイで主要国首脳会議・G7サミットが開催の予定です。ケベック州はかつて、ニューフランスと呼ばれ、中世のヨーロッパのような街並みが特長。セントローレンス川に沿って、美しい景色が広がります。ケベック州の州都・ケベックシティは、世界遺産・ケベック旧市街の歴史地区で知られ、ロワイヤル広場や骨董街、プチシャンプラン通りなど、街歩きがおすすめです。

エア・カナダは2018年6月、新たなカナダ路線として成田・モントリオール線を就航することが決まっています。なお、カナダへの入国には、eTA電子渡航認証が事前に必要です。

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第6位 シンガポール

今年、ますます熱いアジア。そのなかでもシンガポールは近年、定番の人気目的地になっています。その理由に、整然とした街並みの美しさ、そして治安のよさがあります。グローバル企業の多くがアジアの拠点をシンガポールに置いている点もポイント。グループ旅行や女子旅だけでなく、企業研修や家族旅行、お子さんの海外デビューにも最適の目的地です。
シンガポール

企業研修や家族旅行にも人気のシンガポール

シンガポールへは空路約7時間半。日本からLCCも飛んでいます。おすすめはナイトサファリ。フクロウやマレートラなど夜行性の動物たちに出会えます。

第5位 アメリカ西海岸 ロサンゼルス/サンフランシスコ

LAのディズニーランド・リゾート

画像は記事「元祖!LAのディズニーランド・リゾート攻略法2018」より

アメリカのメジャーリーグチーム・エンゼルス入りが決まった大谷翔平選手のニュースで、今年こそカリフォルニアを旅してみようと思い立ったひとも多いのではないでしょうか。

エンゼルスの本拠地・アナハイムは、ディズニーの聖地で知られています。ディズニーランドと、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークが隣接しており、直営ホテルも。年間を通して雨が少なく、太陽がさんさんと降り注ぐ地中海性気候が、リゾート気分を掻き立てます。ディズニーランドまでは、ロサンゼルス国際空港から車で約1時間弱という地の利です。また、サンフランシスコでは2018年7月20日、7人制ラグビーの世界大会・ラグビーワールドカップ・セブンズ2018が開幕します。

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第4位 韓国

2018年冬季オリンピックの会場となる平昌(ピョンチャン)は、江原道(カンウォンド)の山中に位置しています。首都ソウルから車で約3時間、韓国高速鉄道KTXでのアクセスも良好です。KTXは、ソウル駅からのほか、仁川(インチョン)国際空港駅が、2018年1月に開業の予定です。珍富(チンブ)駅下車で、大会期間中はオリンピック会場までシャトルバスが運行される予定です。
韓国ソウル

グルメに美容、ショッピングが楽しい韓国・ソウル

北朝鮮問題で揺れつつも、この冬季五輪が韓国人気再燃の契機になるのでしょうか。チーズタッカルビをはじめとした人気の韓国グルメ、美容目的の旅がおすすめです。

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第3位 オーストラリア/ニュージーランド

オーストラリアの世界遺産、エアーズロック

オーストラリアの世界遺産、エアーズロック

今年は久々に、オセアニアがブレイクしそうです。オセアニアは時差が少ないためカラダに優しく、ファミリー旅行にももってこい。季節が日本とは逆なのも、嬉しい点です。オーストラリアはLCCでも行きやすいのが特長。一番人気は東海岸・ケアンズです。

世界遺産のエアーズロックは、先住民族アボリジニの聖地・ウルルの呼び名で知られています。このウルル、2019年10月26日以降は、観光登山が禁止に。オーストラリアは州によって祝祭日が異なります。事前にカレンダーをチェックしてから予約手配しましょう。

ニュージーランドの国技といえば、ラグビーです。ラガーファンのみならず、今年はラグビーをテーマにしたツアーや、グッズなども流行りそう。クイーンズタウンには、日本企業のレンタカー会社・OTSレンタカーが、去る2018年11月1日にオープンしたばかり。日本車が充実しています。大自然のなかを、安心・安全の国産レンタカーで駆け抜けてみてはいかがでしょう。

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第2位 台湾

台湾ランタンフェスティバル

台湾ランタンフェスティバル

すっかりお馴染みとなった台湾ランタンフェスティバル(台湾燈会)は、2018年3月2日~11日の日程で、台湾南部の嘉義で開催される予定です。新幹線の嘉義駅近くが会場となる予定で、日本発着のツアーも旅行会社各社が造成しています。

おすすめは猫空。台北市内からの日帰り散策にもってこいです。MRT文湖線の動物園駅で下車、全長約4キロの猫空(マオコン)ロープウェイで猫空駅に到着すると、風光明媚な茶畑の光景が広がります。高級茶葉・鉄観音茶の産地で知られ、茶農家が多い猫空は、茶芸館やおしゃれなカフェが点在しており、散策にもってこいです。

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第1位 ハワイ

訪日外国人客の急増で、あの「ハレクラニ」や「カハラ」といったハワイの高級ホテルブランドが日本にも進出するというニュースには、誰もが驚いたのではないでしょうか。さて、本場・ハワイでもここ数年、ホテルやコンドミニアムの新規開業や全室リニューアルが増えています。今年は定宿だけでなく、いつもと違うアコモデーション(宿泊設備)で、ハワイを極めてみたいもの。
ハワイ

不動の地位を誇るハワイも2018年はLCCでより身近に

なんといってもビッグニュースは、LCCスクートの関西国際空港・ホノルル線就航です。エコノミークラスで片道1万円強という破格値には驚かされます。そもそもLCCのリゾート路線は珍しく、今後は日系LCCの路線参入にも期待が高まります。早めの予約で良い座席をゲットして、お得にハワイを楽しみたいですね。

12月の第2日曜日(現地時間)に開催されるホノルルマラソン。1年後の出走に照準をあわせて、今から肉体改造というのもよいかもしれません。今年も心に残るよい旅を!

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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。