ネットワークプリンタの活用
「書類やはがきを印刷するプリンタが離れたところにあり、利用しにくい。」といった経験はありませんか。たとえば、「リビングにあるPCにインクジェットプリンタが接続されているが、書斎にあるPCのMicrosoft Office Word 2007で宛名書きをしたい。」といった状況です。プリンタを持ってくればなんとかなりますが、一度設置してしまうと、なかなか簡単には移動できないでしょう。そんなとき、LANで互いのコンピュータが接続されていれば、リビングのインクジェットプリンタで宛名書きができます。ここでは、ネットワーク を利用して離れたコンピュータのプリンタを利用する方法を紹介しましょう。
サーバ側の設定
ネットワークを利用したプリンタをネットワークプリンタと言います。 ネットワークプリンタを利用するとき、プリンタがケーブルで直接つながっている側をサーバ側、ネットワークを通してプリンタを利用する側をクライアント側といいます。まず、サーバ側の設定方法から解説します。サーバ側では、普通にプリンタ で印字できる状態であるとします。利用するWindowsは、双方ともVistaとしますが、XPでも操作はほとんど同じです。プリンタ--サーバ側(リビング)--(ルータ)--クライアント側(書斎)
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【まずはここの設定から解説】
1.スタートメニューから「コントロールパネル」を選択します。
2.クラシック表示にしてから「プリンタ」を選択します。
カテゴリの表示で「プリンタ」を選択しても結構です。
3.USBまたはプリンタケーブルで接続されているプリンタ名を右クリックして「共有」を選択します。
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