結婚式当日に雨……ゲストはどうする?
レインコートやレインブーツで行って。現地で着替えるのもあり
雨が降っている中、礼服で出掛けるのは気が重いもの。雨に濡れるのも嫌ですよね。そんな時は平服で出掛け、会場で着替えるのがお勧めです。
とはいえ、レストランやゲストハウスなどが会場の場合は、着替え室やクロークが十分ではない場合もありますので、事前に会場へ確認してください。なお、会場までの服装ですが、着替えるからといってあまりにくだけ過ぎた服装は禁物です。品のある服装でお出掛けください。
傘はどうする? 持っていった方がいいものとは
会場側でもタオルは用意していますが、念のために雨粒をぬぐうタオルは持参した方がいいでしょう。また、傘は特別なものでなくても構いません。いつも使っている傘で出掛けてOKです。天気予報次第で、1日中雨になりそうなら長傘を、途中で上がりそうであれば折り畳み傘にするといいでしょう。雨の結婚式での気の利いた挨拶やスピーチの文例
雨の後には虹が出ます
雨の結婚式の常套句としては、「雨降って地固まる」「恵みの雨」などがあります。使い古された言葉かもしれませんが、気落ちしている新郎新婦を励まし、気持ちを盛り上げるにはふさわしいといえます。
また、スピーチをする予定であれば、以下のような雨にまつわる名言を紹介してから、本題に入るのもいいかもしれません。
●雲の向こうはいつも青空(ルイーザ・メイ・オルコット/アメリカの女流作家。『若草物語』の作者)
●虹を見たければ、雨は我慢しなくてはね。(ドリー・バートン/アメリカのカントリー歌手・女優)
●冬があり 夏があり 昼と夜があり 晴れた日と雨の日があって ひとつの花が咲くように 悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく(星野富弘/詩人・画家)
結婚式と台風が重なりそうな時は……
結婚式の日に台風がぶつかりそうな時は、開始時間までに会場に到着できる方策を前日から考えておきましょう。結婚式はよほどのことがないと中止にはなりません。台風が来ても行われると考えて、しっかり準備をしておくことが大切です。電車が遅れることも考え、早めに家を出るようにするのはもちろん、余裕があれば、会場の近くに宿を取り、前乗りをするのもありかもしれません。
なお、悪天候でどうしても行けない時には、残念ながら欠席ということに。欠席するとなったら、早めに新郎新婦(もしくは会場)に連絡を。この際、ご祝儀は出席する場合と同様の額を包み、後日早めに欠席のお詫びとともに届けるようにしましょう。
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