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ネット銀行を安全に利用するには(2ページ目)

昨今、セキュリティの関係でネット上の銀行を利用するのをためらっている方もいるでしょう。そんな中、ワンタイムパスワードという救世主?が現れました。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

ワンタイムパスワードとは

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ガイド
ワンタイムパスワードとは、そのときだけ利用する使い捨てのパスワードです。

相談者
ええっ。パスワードが使い捨てですか!

ガイド
そうです。使い捨てなので、万一パスワードが漏洩しても、何の危険性もありません。

相談者
どのような仕組みなのですか?

ガイド
今後、ワンタイムパスワードは、いろいろな仕様で次々に登場すると思います。ここでは現在、ジャパンネット銀行で運用中のワンタイムパスワードを紹介しましょう。

ジャパンネット銀行に口座を開くと、キーホルダー大の「トークン」というハードウェアが送付されてきます。大きさはキーホルダーと同じ位です。ここに、1回限りの使い捨てのパスワードが逐次表示されます。このパスワードは60秒ごとに変化しますので、その時点でしか利用できません。
銀行側の照合用データも60秒ごとに更新され、その時点にユーザが入力したパスワードと同じであれば振込などが実行されます。もちろん、口座ごとに規則性の無いランダムなパスワードが60秒ごとに割り当てられています。

相談者
なるほど。60秒ごとにパスワードが更新されるので、万一パスワードが漏れても問題ないということですね。

ガイド
その通りです。

相談者
でも、パスワードが更新される直前にパスワードを入力すると、そのデータを送信するときには銀行側のパスワードが、別のパスワードとなってしまい、エラーになりますよね。

ガイド
その通りです。その辺り、実際に運用している様子をご覧になれば、特に問題ないことが分かりますよ。

相談者
それでは、実際の様子を見せてください。

ガイド
はい。分かりました。次のページをご覧ください。なお、パスワードは、漏洩しても問題ないのですが念のため架空のパスワードにしてあります。
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