●離れた場所での実効速度の結果 |
測定は、11a/11gのそれぞれに付いて行いました。数値は、以下のようにグラフ化して表示してあります。11aがマリンブルー、ピンクが11gです。
【考察】先回の調査でアクセスポイントのすぐ近くで測定したときの数値は、3125Kbytes/sec.(25.0Mbps)でしたので、11a/11gとも当然の事ながら速度が落ちています。しかし、アクセスポイントとの間に壁が2つあることを考えれば、納得できる数字でしょう。特に、11aは若干数値にばらつきがあるものの、11gに迫る速度となっています。従来、11aは障害物に弱いということで敬遠されていた経緯がありますが、この数字を見れば十分実用的と言えるでしょう。今回のテストで11aが高成績を挙げたのは、たぶん11aを制御するチップセットの機能が高いからだと推測します。 機会があればほかの機種でも調査してみたいと思います。
つぎは、Super AGの効果を測定します。