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緊急報告 [検証]高速無線LAN-MIMO(1)(2ページ目)

従来規格の2倍の108Mbps(理論値)へ高速化した新技術「MIMO」。今回は、このMIMOが実際にどの程度の実力があるかを検証してみることにしました。まずは、従来製品(11g)との比較を行います。

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

●MIMOの筐体

それでは、BUFFALOから発売されているMIMO技術を利用した製品をみていくことにしましょう。品番は、WZR-G108/Pです。

●アンテナが3本樹立しています。視覚的にも、遠距離の通信や障害物がある環境での通信に強そうな感じがします。

●アンテナは、上に延ばして設置することもできますので、壁掛けスタイルで利用することもできます。

●ポートは、WANが1つ、LAN側が4つと標準的。AUTOI-MDIXに両ポートとも対応しています。

●アンテナ横にあるのがAOSSボタン。暗号の設定を簡単に行うことができます。また、6秒以上押すと、工場出荷状態に戻すリセットスイッチにもなっています。

無線LANのタイプは、ブリッジモデルとしても利用可能なルータ内蔵タイプ。利用周波数帯は、11gと同じ2.4GHz帯。チャンネルも11gと同じ1~13chとなっています。

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