●SuperAGを有効にした場合の実効速度 |
さて、いよいよSuperAGを有効にして実効速度を計測してみます。まずは、SuperAGモードを有効にします。
↓アクセスポイントのファームウェアにブラウザでアクセスしてSperAGモードを「有効」に変更する
最初は、無線LAN単体の速度です。
平均すると4255.33Kbytes/sec.ですから、34.0Mbpsとなります。転送に利用したファイルは、BMPファイルなどの圧縮率の高いファイルではなく、通常のデータファイルなので、相当高い値と言うことができます。SuperAG無効時と比べてみましょう。
SuperAG無効時:3026.44Kbps/sec.-->24.2Mbps
SuperAG有効時:4255.33Kbytes/sec.-->34.0Mbps
9.8Mbpsも実効速度が向上しています。これであれば、Webページを見るときの実効速度も向上しているでしょう。早速、前回測定した環境に戻して、再測定してみましょう。
平均すると、3548.375bytes/sec.ですから、28.4Mbpsということになります。これなら、十分な速度といえるでしょう。SuperAGが無効のときの数値と比較してみましょう。
SuperAG無効時:3004Kbps/sec.--->約24Mbps
SuperAG有効時:3548.375bytes/sec.--->約28.4Mbps
やはり、4.4Mbpsも向上しています。これだけの実効速度があれば、無線LANの製品としては、優秀ではないでしょうか?
基本性能が高く、Extened Rangeという通信距離拡大機能もあるのですから、結論としては「買い」ということになると思います。次回は、Extened Range機能を実際に使ってその性能をレポートしてみたいと思います。それでは、お楽しみに。