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CG-WLBARAGS試用記(1)(6ページ目)

コレガ社(株)から2004年11月12日に発売されたばかりのCG-WLBARAGS-Pを試用する機会を得ましたので、レポートします。今回は、基本機能を徹底的にチェックしてみます。さて、実効速度はどうでしょうか?

岡田 庄司

執筆者:岡田 庄司

LAN・無線LANガイド

●SuperAGを有効にした場合の実効速度

さて、いよいよSuperAGを有効にして実効速度を計測してみます。まずは、SuperAGモードを有効にします。

↓アクセスポイントのファームウェアにブラウザでアクセスしてSperAGモードを「有効」に変更する

最初は、無線LAN単体の速度です。

↓さて、無線LAN単体の実効速度測定結果は?

平均すると4255.33Kbytes/sec.ですから、34.0Mbpsとなります。転送に利用したファイルは、BMPファイルなどの圧縮率の高いファイルではなく、通常のデータファイルなので、相当高い値と言うことができます。SuperAG無効時と比べてみましょう。

SuperAG無効時:3026.44Kbps/sec.-->24.2Mbps
SuperAG有効時:4255.33Kbytes/sec.-->34.0Mbps

9.8Mbpsも実効速度が向上しています。これであれば、Webページを見るときの実効速度も向上しているでしょう。早速、前回測定した環境に戻して、再測定してみましょう。

↓さて、Web閲覧時の実効速度はどうか?

平均すると、3548.375bytes/sec.ですから、28.4Mbpsということになります。これなら、十分な速度といえるでしょう。SuperAGが無効のときの数値と比較してみましょう。

SuperAG無効時:3004Kbps/sec.--->約24Mbps
SuperAG有効時:3548.375bytes/sec.--->28.4Mbps

やはり、4.4Mbpsも向上しています。これだけの実効速度があれば、無線LANの製品としては、優秀ではないでしょうか?

基本性能が高く、Extened Rangeという通信距離拡大機能もあるのですから、結論としては「買い」ということになると思います。次回は、Extened Range機能を実際に使ってその性能をレポートしてみたいと思います。それでは、お楽しみに。

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