3.ダイレクト自動車保険の保険会社を選ぶ方法

ダイレクト自動車保険はホームページで簡単に見積りができ、一度に多数の保険会社に見積り依頼ができる一括見積りサイトも存在します。手当たり次第に多くの保険会社で見積りをしてしまうと比較が面倒になり、結局、保険料だけで選んでしまうことになりかねません。そのような事態を避けるため、以下の手順で保険会社選びを進めるといいでしょう。
  1. 自身にとって優先順位が高い条件をいくつか選ぶ
  2. 選んだ条件にもとづいて複数の保険会社に絞り込む
  3. 絞り込んだ複数の保険会社で見積りを行う
  4. 見積りをもとに、保険料だけでなく補償・サービス内容とのバランスを考慮して最終判断をする
まず、保険会社の絞り込みの条件を考えましょう。自動車保険選びでどのような点を重視するかは当然、人によって異なりますが、ここでは代表的なものを2つ挙げます。

■個人賠償責任特約・弁護士費用特約
特約の有無や内容は保険会社により意外と違いがあり、自身にとって必要な特約が必要な保険金額でつけられるかどうかは、重要な絞り込み条件の1つになるでしょう。特に注意したいのは「個人賠償責任特約」と「弁護士費用特約」。

□個人賠償責任特約
日常生活における偶然の事故(自動車事故を除く)により、他人にケガをさせたり、他人の物に損害を与えたりした場合、法律上の損害賠償責任を補償してくれる特約が個人賠償責任特約です。自転車事故で賠償額9,000万円を超える判例があることを考えると、保険金額1億円以上で同特約をつけられることが絞り込み条件の目安になるでしょう。

□弁護士費用特約
自動車事故などの被害を相手に損害賠償請求するときに生じる弁護士費用や、弁護士などに法律相談をするときの費用などを補償してくれる特約が弁護士費用特約です。対象となる事故の範囲は、契約車両の搭乗中だけでなく、それ以外の自動車に乗車している際や歩行中など自動車に関わる事故全般で使えるものが一般的です。しかし、保険会社や商品によっても異なり、契約車両での事故のみを対象とするものや、自動車事故だけでなく日常生活でケガや物が壊れるなどの被害を受けた事故まで補償の対象とするものもあります。必要に応じ、対象となる事故の範囲を絞り込み条件にするといいでしょう。

なお、両特約とも火災保険など他の損害保険でつけられることもあり、必要な補償を確保できるのであれば必ずしも自動車保険の絞り込み条件とする必要はなく、また重複してつけてしまわないように注意してください。

■初期対応の対応時間
事故対応において明確に違いがわかり、絞り込み条件にしやすいのが初期対応の対応時間です。事故時の初期対応として多くの保険会社が挙げている内容は、事故の相手への連絡、代車の手配、修理工場への連絡、医療機関への連絡などで大差はありませんが、即日対応の締め切り時間は保険会社によってかなり差があります。現時点(2017年8月)では、平日・休日とも20時までに事故受付を完了すれば当日中に初期対応を行うとしているダイレクト自動車保険が多く、これを絞り込み条件の目安にするといいでしょう。

以上、保険料や補償・サービス内容はダイレクト自動車保険会社によって、かなりの違いがあります。まず自身にとって必要な補償・サービス内容を明確にして、納得できるダイレクト自動車保険を選んでくださいね。

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