1.ダイレクト自動車保険で適切な補償内容を選ぶ方法

不安に感じたら、まず保険会社のホームページで見積りを

不安に感じたら、まず保険会社のホームページで見積りを

自身で適切な補償内容を選べるか不安に感じている人は、まず保険会社のホームページで見積りをとってみましょう。必要な情報を入力すると、1~3つの標準的な補償プランとその保険料が表示されます。もちろん保険会社によって違いはありますが、標準プランは多くの人に大きな変更を必要としない補償内容になっているため、これらをベースにして考えるとよいでしょう。以下で主な補償内容のチェックポイントを挙げていきましょう。

■相手方への補償
□「対人賠償」「対物賠償」の保険金額

この2つの保険金額が「無制限」になっていることを確認しましょう。

■自分と同乗者の補償
□「搭乗者傷害」の有無

契約車両に搭乗中の人、つまり自分や同乗者が事故により死傷した場合に保険金が支払われるのが「人身傷害」と「搭乗者傷害」です。この2つの違いは、前者が実際の損害額の支払い、後者が入通院日数や後遺障害の程度などに応じ契約で決められた金額の支払いという点です。つまり、人身傷害をセットすれば搭乗者傷害は必ずしも必要ではありません。搭乗者傷害はあらかじめ支払い額が決められていることにより速やかに保険金を受け取れるメリットがあるため、すぐに使える貯蓄が少ないなど、費用負担に不安がある人は検討してください。

□「人身傷害」の補償タイプ
人身傷害には「車内のみ補償型」と、補償範囲の広い「車内+車外補償型」があります。後者は記名被保険者とその家族(家族とは記名被保険者の配偶者、記名被保険者またはその配偶者の同居の親族・別居の未婚の子とする保険会社が一般的)の歩行中や自転車乗車中などの自動車事故も補償します。補償範囲が広い分、保険料は高くなるため、必要に応じたタイプを選びましょう。

■自分の車の補償
□車両保険の補償タイプ

多くの保険会社は「一般型」と「エコノミー型(車対車+A)」を用意しています。「エコノミー型」は補償対象となる状況が一般型より限定され、「電柱への衝突などの単独事故」や「他車との接触で相手が不明の当て逃げ事故」が補償されず、自転車との接触で自分の車に損害が生じた場合も対象外。また、この2タイプではなく、より細分化された補償範囲から選ぶことができる保険会社も一部あります。補償範囲をしっかり把握して自分に合ったタイプを選びましょう。

□車両保険の免責金額
等級制度の改定により、事故有係数の適用や等級ダウンなどその後の保険料への影響を考えると、損害額がそれほど高くなければ保険を使わない方が有利になる可能性が高まりました。つまり、免責金額を1回目から5万円または10万円にするなど高めに設定した方が保険料も安くなり、総合的に有利になる可能性が以前より高くなったことを意識し、免責金額を設定しましょう。

□車両保険の保険金額
見積り時に車の型式を入力すると車両保険の保険金額が表示されますが、その金額は保険会社によってバラつきがあり、参考程度で捉えておきましょう。同じ型式でもグレードの違いなどにより、適切な金額は異なります。一定の範囲で金額選択はできるので、必要に応じて自分で調整するようにしましょう。

補償内容をチェックしていてわからないことや迷ったときは、ダイレクト自動車保険でも電話やチャット、メールなどでお客様サポートの担当者に直接相談することができます。また、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談するという方法もあります。相談することで安心感も高まるでしょう。

2.ダイレクト自動車保険の事故対応満足度を知る方法

自動車保険の見直し相談でダイレクト自動車保険への乗り換えも視野に入れるように勧めると、「事故対応がよくない印象があって……」と躊躇する人がいます。その理由を具体的に聞いてみると、雑誌やネットでの評判があがってきます。

たしかに、ダイレクト自動車保険の事故対応が劣るというコメントを雑誌記事で見かけたりします。しかし、日本国内での交通事故は1年間に約50万件あることを考えると(警察庁交通局「平成28年における交通事故の発生状況」より)、そのコメントの根拠が事故対応全体の中の極めてわずかな例であると理解したうえで参考にしたほうがいいでしょう。

また、ネットの口コミサイトで自身が興味を持ったダイレクト自動車保険の事故対応が悪いという口コミを見つけ、不安になってしまう人もいます。残念ながら否定的な口コミは特定の保険会社だけでなく、どの保険会社でも一定数は存在します。他の保険会社の口コミも読み、その口コミサイト全体の傾向から判断することが大切でしょう。

保険会社の事故対応を主観的なものではなく、客観的に評価したものに、第三者機関による事故対応満足度調査があります。顧客満足に関する調査・コンサルティングの専門機関の中には、自動車保険の事故対応満足度調査を行っている機関もあります。調査対象者数が多く、人によって重視の度合いが異なる要素を整理しバラつきを抑える方法もとられていることから、その調査結果は比較的信頼度が高いものといえるでしょう。調査結果の抜粋は専門機関のホームページで見られることが多く、参考にするといいでしょう。

■調査結果の例
(株)J.D. パワー アジア・パシフィック 「2017年日本自動車保険事故対応満足度調査」の結果発表プレスリリース(2017年7月20日)

次のページでは「ダイレクト自動車保険の保険会社を選ぶ方法」を紹介していきます。