住みたい街の条件は?

皆さんは、今のお住まいを選ぶ際に、どんな基準で選びましたか? 「通勤や通学等、交通の便が良い」「買い物が便利」「周辺の環境(自然、治安等)が良い」「家賃・物件価格」など、さまざまな条件があると思いますが、中には「人気がある街に住みたかった」という方もいらっしゃるでしょう。
住みたい人気の街、皆さんの予想は?

住みたい人気の街、皆さんの予想は?
 

住みたい街ランキング≪首都圏≫

不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』が提供している「2017年HOME'S 住みたい街ランキング」によると、首都圏で「買って住みたい街」は、1位「船橋」、2位「目黒」、3位「浦和」でした。都心近郊以外の駅が1位になったのは、初めてだそうです。
目黒など、一部例外はありますが、「買って住みたい街」に挙げられる駅は、都心から電車で30分前後のところが多いように感じます。都心は、買いたいエリアで土地が売られていなかったり、高くて予算に合わないという場合も多いです。また、駅近のマンションも、最近特に高騰しているので、「多少都心から離れても便利であれば」と思う方が増えているようです。
不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』「2017年HOME'S 住みたい街ランキング」を元にガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)

不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』「2017年HOME'S 住みたい街ランキング」を元にガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)


一方、「借りて住みたい街」としては、1位「池袋」、2位「三軒茶屋」、3位「武蔵小杉」となりました。住みたい街や人気の街というと、「恵比寿」や「吉祥寺」「下北沢」などが、よく雑誌に取り上げられている印象がありましたが、今回、「恵比寿」は7位、「吉祥寺」は9位でした。「おしゃれな街」というだけでなく、アクセス、駅周辺での就業・就学、買い物等の利便性などを総合的に判断して、「住みやすい(住みたい)街」と評価されているようです。

住みたい街ランキング≪近畿圏≫

同調査によると、近畿圏で「買って住みたい街」は、1位「天神橋筋六丁目」、2位「高槻」、3位「和泉中央」でした。ランキングの「総評」によると、「天神橋筋六丁目」は、交通の利便性の良さ、特に「職・住・遊のバランスが取れている」点から、支持を集めたようです。「高槻」など、古くからベッドタウンだった地域も再開発が進み、居住性と利便性のバランスが取れた地域が、多くランクインしている、とのことでした。
不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』「2017年HOME'S 住みたい街ランキング」を元にガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)

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「借りて住みたい街」は、1位「三ノ宮」、2位「新大阪」、3位「江坂」です。「三ノ宮」は、交通の便が良く、生活の利便性が高い上に、賃貸物件数が豊富な地域だそうです。「新大阪」や「京橋」「江坂」などは、「単身赴任者が賃貸物件を探すエリア」としても知られているとのことでした。近畿圏ならではの特徴もあらわれているのですね。

住みたい街ランキング≪中部圏≫

中部圏で「買って住みたい街」は、1位「一社」、2位「丸の内」、3位「藤が丘」で、「借りて住みたい街」は、1位「新栄町」、2位「藤が丘」、3位「一社」でした。首都圏や近畿圏は、「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」に挙げられた街は、あまり一致しない駅が多かったのですが、中部圏では、順位は異なるものの「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」、どちらにも登場する駅が多いと感じました。
不動産・住宅情報サイト『LIFULL HOME'S』「2017年HOME'S 住みたい街ランキング」を元にガイド平野が図表作成(クリックすると拡大表示されます)

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前出の調査の「総評」によると、「買って住みたい街」「借りて住みたい街」どちらにも、名古屋市内が上位に入っている傾向があるそうです。「一社」は、地下鉄名城線という環状線の外側に位置しますが、『以前から落ち着いた街並みと古くからの住宅街であることが評価され続け』ている地域で、人気が高いそうです。また、「借りて住みたい街」で5位に「岐阜」がランクインしました。名古屋駅までの交通の便が良く、岐阜ならではの住環境を理由に選ばれたとのこと。単に便利なだけでなく、自分らしく快適な暮らしをしたい、と考えると、ちょうど良い場所なのかもしれません。
交通の便だけでなく、買い物が便利なのも大切

交通の便だけでなく、買い物が便利なのも大切


首都圏、近畿、中部、共通しているのは、「アクセスの良さ」と「快適な暮らし」のどちらも大切にできる場所が選ばれていることだと思います。違う鉄道会社が相互乗り入れを実施して、いわゆる直通運転が増えたり、地域の再開発などによって、街全体が明るく便利になってくると、これまでの地域のイメージが変化します。その年の経済情勢と地域の開発・整備に合わせて、住みたい街が変化していくことを感じました。

ライフスタイルの変化に合わせて住居費用も具体的にイメージしよう

ガイド平野がお受けするライフプラン相談では、「共働きなので、通勤の便がよい都心で、賃貸マンションに住んでいる」という方も多くいらっしゃいます。「家賃を払い続けているのはもったいない気がする」「もっと快適なマンションに暮らしたい」「家族が増えた場合に備えてもう少し広い家を探したい」など、理由はさまざまですが、皆さんが共通して悩んでいらっしゃるのは、「住みたい街に借りて住むか、買って住むか」「家計に無理のない住宅予算はどれくらいか」という点です。
子どもの人数に合わせて住み替える? 初めから大きめの家に住む?

子どもの人数に合わせて住み替える? 初めから大きめの家に住む?


「住みたい街」の候補が決まったら、すぐに物件情報の検索をしたくなると思いますが、家賃相場やマンション・戸建等物件相場が分かったら、ぜひライフプランも作ってみてください。賃貸を続ける場合でも、子どもの成長等に合わせて広い家に住み替えるケースもあるでしょう。例えば、「2人目の子どもが生まれたら家賃○万円のマンションに引っ越し、子どもが独立したら夫婦で暮らせる広さのマンションを購入」「子どもが就学する前に戸建を買いたい。その場合に住みたい街で、いくらの物件なら無理なく買えるか。家計の見直し状況に応じて、今の家賃のままで良いかどうか検討する。」など、具体的にイメージして、数字に置き換えてみましょう。もちろん、将来のことなので、イメージした通りに行かないことの方が多いと思いますが、ここでライフプランを作っておけば、変更が生じた時にも対応しやすくなります。

今回ご紹介した「住みたい街ランキング」では、上位にランクインしていなかった街(駅)でも、まだまだ穴場はたくさんあります。「人気の駅の1つ、2つ隣の駅は家賃や物件価格が少し安くなる」「その駅始発の電車が1時間に何本かある」「最近(将来)駅前再開発されて(る予定で)、買い物も便利になる」など、お得な情報があるかもしれません。沿線に住んでいるお知り合いの方や不動産屋さんなどに聞いてみるのも良いでしょう。住みたい街で、皆さんが快適に暮らせますように!

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