バナナは犬に食べさせても大丈夫!

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犬にバナナは与えて大丈夫?

スーパー、コンビニでも気軽に買える果物、バナナは愛犬に与えても大丈夫な食材のひとつです。犬のおやつの定番としてはもちろん、薬を埋め込んで飲ませることもできる便利な食材です。また、熱帯地方が原産の食材は、体の熱を穏やかに取り除くことが期待できるので、夏など気温が高くなって来た時や、お散歩帰りで熱がこもっている時などに与えることもおすすめです。


バナナはどんなふうに体にいいの?犬の健康のために期待できること4つ

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皮を取り除いて与えましょう


1:腸内環境を整えるお手伝い

バナナには、腸の善玉菌のエサとなるオリゴ糖が含まれています。腸内環境をケアすることで、便の状態を整えたり、アレルギー対策などが期待できます。


2:骨、歯、筋肉維持のサポート

バナナに含まれているマグネシウムは、犬の骨や歯、筋肉を作る大切な栄養素のひとつです。

ただし、マグネシウムを摂ることでストルバイトという結晶を作りやすくなる体質の犬もいます。過去にストルバイト結晶を作ったことがある場合、注意が必要です。


3:食べるストレスケア
私たち人間と同じように、犬のストレスケアも注目されている今の時代。バナナに含まれているトリプトファン(セロトニン)は気分を安定させることが期待できます。


4:貧血の予防に
血を作ったり、食欲不振の緩和に役立つ栄養素のひとつである葉酸はバナナにも含まれています。葉酸は体に蓄えられる量がきわめて少ないため、積極的に摂取することを勧められています。



バナナを食べない方がいい犬は?薬や病気との食べあわせは?

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バナナを避けた方がいい犬は?

どのような食材でも良い面と良くない面を持ち合わせています。バナナを避けた方がいい犬はいるのか、バナナと相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している、獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner 代表)にお伺いしました。

「バナナはカリウムが豊富な食材です。カリウムは通常腎臓からナトリウムと共に排泄されますが、腎臓の機能が落ちている犬はカリウムが体に溜まりやすくなり、低血圧や不整脈などの心臓疾患の兆候が出てきます。そのため、腎臓病や心臓病の犬は要注意です。一部の利尿剤ではカリウムを体内に残す作用があるため、これらの薬とバナナを併用すると高カリウム血症になる可能性があります。また、マグネシウムを多く含むため、膀胱炎の一種であるストルバイト結晶で過去に治療したことがある犬は注意が必要です。

ブタクサなどの雑草に対してアレルギーがある犬は交差反応(※)が出るといわれています。アレルギー検査で引っかかった犬は少量ずつ様子を見ながらに与えるようにしましょう。」

(※交差反応:アレルギー反応が出る対象物と分子構造が似ているまたは同じという理由で、別の食材や植物などにもアレルギー反応が出てしまうこと)


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安

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犬の体に嬉しい栄養素を含むバナナですが、糖質も多いため食べ過ぎは肥満を招く可能性があります。上記の表を参考にして、与えすぎないように注意してください。

また、食物アレルギーはどのような食材でも出る可能性があります。気にしすぎも考えものですが、初めての食材を与える時は必ず少量ずつ与え、体調に変化がないか様子を見てくださいね。


バナナチップス(ドライバナナ)、チョコバナナ、冷凍バナナや焼きバナナは犬に与えて大丈夫?

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人間用に加工されたものは、避けるようにしましょう


バナナは加工した商品も多く出回っています。加工方法によっては犬の体によくない場合もあります。


・市販のバナナチップス、ドライバナナ
バナナを油で揚げて砂糖をコーティングした商品がほとんど。絶対に与えたらダメ!というものではありませんが、愛犬の肥満予防を考えるとわざわざ与える必要はありません。

チップ状になったバナナは胃内で膨らむため大量に与えると吐き気を起こす可能性があります。また、油分が多い物は膵炎を起こす可能性もある為、避けるようにしましょう。


・チョコバナナ
犬には与えないでください。チョコレートは犬の体に有害なテオブロミンという成分を含んでいますので、命を落とす危険があります。それだけでなく、串(割り箸)を飲み込んでしまうと消化管を傷つけることがあります。愛犬と一緒にお祭りや初詣に出かける際には、十分に注意しましょう。


・冷凍バナナ、焼きバナナ
砂糖や調味料を加えてない状態なら与えても問題ありません。冷凍バナナが固すぎる場合、柔らかくなるまで解凍してください。焼きバナナは焼きたての熱い状態で与えるとヤケドのおそれがあるので、人肌以下に冷ましてから与えましょう。


犬にバナナを食べさせてもいい?まとめ

  • バナナは犬に食べさせて大丈夫
  • バナナに含まれる栄養素は腸内環境、ストレスのケアが期待できる
  • 一部の利尿剤を飲んでいる犬、腎臓病・心臓病の犬、ストルバイト結晶を作ったことがある犬は要注意
  • バナナチップス、チョコバナナなどの加工品は与えないようにする



【執筆協力】
獣医師undefined健康相談undefined監修undefined食undefinedペット栄養管理士undefined犬ごはんundefined犬おやつ

丸田香緒里 獣医師

丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
2006年日本大学を卒業後、横浜市内の動物病院に6年間勤務。
飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーに、2012年Animal Life Partner設立。
病院での診療や往診のほか、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など、活動は多岐に渡る。
ホームページ:http://animallifepartner.com/ 


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。