モテる男が持つ「伝え方」の習慣とは
モテる男が持つ習慣
個人コンサルティングという職業柄、さまざまな男性の話を聞き、あることに気付きました。それは、「モテる男」と「嫌われる男」の習慣に違いがあることです。とくに、努力してモテるようになったタイプの男性の行動や考え方からは、誰もが参考になる方法論が見いだせると考え、『「モテる男」と「嫌われる男」の習慣』というテーマで筆を執り、単行本も出しました。
たくさんの項目があるなかで今回は、モテる男が持つ「伝え方」の習慣についてお伝えしたいと思います。ひとつひとつの小さな心がけで、意外と簡単にモテる男へと近づくことができます。
モテる男は「一緒に楽しめる話題」を考える
女性と一緒に楽しめる話題を考えよう
しかし、ひとつだけ注意して欲しいことがあります。ウケそうな話題で話そうとするあまり、あなたが会話を楽しめなくなっていないでしょうか? 気を使って話題を選んでばかりいては、本当の意味で相手と打ち解けることはできません。いずれ気持ちが疲れてしまい、あなたの持つ魅力が失われてしまうでしょう。これでは、モテる男どころか嫌われる男に近づいてしまいます。
女性と一緒に楽しめる話題を考えられる人こそが、モテる男です。相手だけでなく、あなたも心から楽しい表情をするからこそ、その場の雰囲気は大いに盛り上がります。私たちの心は共鳴しているので、どちらか片方ではなく両方の心をコミュニケーションでは考える必要があるのです。
女性と話すときに、「自分と相手が楽しめる話題は何だろう?」と考えてみましょう。 最初はうまくできなくとも、じょじょに話題の質が上達していくはずです。
「彼女は美術が好きだから、僕は興味ないけど美術の話を振ってみよう」ではなく、「僕と彼女の共通の趣味は、映画だな。最近見た映画について話そう」といった感じです。
もちろん、相手がまったく興味のない話題を振るのはNG。相手の女性が何に興味があるのか分からない場合は、まずはそこから話をしてみましょう。「あなたのことを知りたい」という姿勢を 見せることは、とても重要です。
モテる男は「こまめに」感謝する
感謝はこまめに表現しよう
じつは、こうした一度だけの感謝の表現は、どちらかといえば嫌われる男よりの考え方になります。年にたった一度だけの感謝よりも、小さくても感謝を毎日受ける方が気持ち良いのは、想像に難くないでしょう。
男性は、愛する女性には価格の高いプレゼントを年に一度だけあげれば十分だと考えてしまいます。 しかし、女性が求めているものはそうではありません。日常における小さなことへの感謝こそ女性は喜びますし、モテる男の行う習慣です。何でもない日に花を一輪プレゼントできる男性が、女性の気持ちをつかみます。
モテる男は「ノー」と言う
ノーと言うことも時には大切
付き合うなかで相手を好きになれば良いと思います。しかし、気持ちが変わらないままずるずると付き合い続けるのは考えものです。どこかのタイミングで、その関係に「ノー」と言わなければなりません。
仕事についても、同じことが言えます。自分が好きではない仕事、得意ではない仕事にはいずれ 「ノー」と言わなければ、あなたの心と人生を蝕んでしまいます。
モテる男は、自分の気持ちに正直に「ノー」と言うことができます。望んでいない人間関係や仕事を拒絶することで、自分にとっての本当の「イエス」が分かるからです。
ついつい何にでも「イエス」と言ってしまいがちな人は、正直な「ノー」の回数を少しずつ増やすようにしましょう。今日は1回、明日は2回という形で増やしていけば、モテる男に近づくことができます。
モテる男はダメなところを「積極的に出す」
モテる男というのは、ダメなところが無い完璧な人間だと思いますか? じつは、そうではありません。己の不完全さを受け入れて、ダメな部分を隠そうとはしない人物です。逆に嫌われる男は、自分のダメな部分を隠そうとします。そのせいで余計にかっこ悪く見えてしまい、「小さい人間だな」と周囲の女性に思われてしまうのです。
人は完璧な人間よりも、ちょっと隙のある人間を好みます。「この人は自分と同じような人間なのだ」と判断できる方が、親しみを持てるからです。「この人は自分とは違う。非の打ちどころのない人間だ」と思う人とは、誰も一緒にいたくはありません。
苦手なことやできないことがあれば、隠さず外に出してみましょう。「じつはこの仕事は、苦手なんだよね」と茶目っ気たっぷりに言えば、完璧を演じている男性より親しみを感じることができて魅力的になれます。
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