雨の日、ストレートアイロンでくせ毛を長持ちさせる方法
梅雨の時期、せっかくブローした髪がすぐにウネウネしてしまう、ヘアアイロンでくせ毛を真っすぐにしたつもりがまた元に戻ってしまう……とお悩みの方必見! 雨の日でもストレートヘアが長持ちする方法と、ストレートアイロンの正しい使い方をご紹介します。さらに、髪の毛のボリュームが出すぎる方、広がる方にうれしい裏技も。くせやうねりをできるだけ抑えて、雨や湿気に負けない髪にするには、ほんのちょこっとコツがあるんです!<目次>
ベースのスタイルと髪質
湿気でボリュームがでやすい髪質。毛先もパサパサしてまとまりがなく、毛量もやや多めでハネやすい伸ばしかけのボブ。ストレートアイロンの正しい使い方【基本】
1. まずは1段目の髪を分けとり、余分な髪はクリップで留めておきます。3センチ幅で薄めにとるのがポイントです!根元のクセやボリュームが気になる人ほど、薄めのスライス(3センチ以下)がおすすめ。2. こちらは、5センチ幅で厚めにとったNG例。厚く分けとると根元まで熱が行き渡らず、結果的に根元からきれいなストレートヘアが作れません。正しい例(3センチ幅)と見比べて、目安にしてみてください。
3. 150度から180度に設定したストレートアイロンで挟みます。毛束を床と平行になるまで持ち上げるのがポイント。こうすると根元付近までアイロンが当てられます。挟むときは根元が折れないように力を弱めに。表面をなでるように、そっと滑らせます。挟む力は徐々に強くしましょう。
4. しっかり挟みながら毛束の3分の2までアイロンを滑らせます。毛先は後でまた挟むので、この時点では気にしなくてOK。
5. くせの強い方は、髪を薄く取ることを意識しながら3~4回繰り返し、表面まで進みます。表面は真上に持ち上げて滑らせます。 ここでも根元はそっと挟み、徐々に力を強めていきましょう。
6. 表面まで進んだら、今度は中間部分から毛束をまとめて挟み、手首を返しながら毛先の方へ滑らせます。
7. 片サイドができ上がりました! 向かって右側がアイロンあり、左側がなしなので、比べてみてください。
くせが出やすい前髪をストレートにする方法
1. まず前髪を上下2段に分けて、クリップで留めておきます。下の段は、左右と中央(黒目幅)の3つの毛束に分けます。アイロンの温度は100度から120度くらいに下げてOK。2. 床と平行の高さまで持ち上げてアイロンでそっと挟み、大きく弧を描くように下に下ろします。しっかりカールをつけたい場合は手首をしっかり回転させてください。同様に両端の束も。
3. 上の段は2つに分けます。真上に持ち上げてから挟み、また大きく弧を描きながら下へ。 前髪のクセがしっかり伸びたら完成。
ストレートヘアが長持ちする仕上げ方
1. 前髪には、軽くキープスプレーを。15センチくらい離した位置からかけましょう。2. 手の平にヘアオイルをとり、根元付近から手ぐしでとかすように髪全体につけたらできあがり! 水をはじく油の性質で、湿気をブロックしてくれます。ペタンコになりやすい人はオイルではなく、前髪に使ったスプレーをさっとかけてください。
日中に髪が広がってしまった時の応急処置
1. しっかり仕上げたのにそれでも午後にはボリュームが出てしまう……そんな方は裏技を!こめかみからざっくり後ろに向かってブロッキング。フェイスラインを残してサイドの髪を耳にかけ、アメピンで固定。頭皮からピンが浮かないようにしっかり留めましょう。2. ハチ上の髪をおろすと、耳後ろのボリュームがすっきり収まります!髪の毛の量が多い方、広がりやすい方におすすめのテクニックです。
バックスタイル
使用したストレートアイロン
水分たっぷりのナノイーが髪に水分を浸透させ、キューティクルを引き締めます。海外でも使える便利さもうれしい。