「バツイチ同士の結婚・再婚はうまくいく」の真相とは?
バツイチ同士の再婚はうまくいくことが多い
離婚という同じ傷みを味わった者同士ですし、共通の経験があることが絆を強くするからです。それだけでなく、初婚の人は結婚や新婚生活に夢を重ねてしまいますが、再婚同士となると現実を知っているので相手に対して寛容になれたり、深いところで分かり合えるのです。
<目次>
バツイチ同士の結婚・再婚がうまくいかない行動パターン
でも、いくら再婚同士といっても油断をしてはいけません。ちょっとしたことで気持ちが離れてしまうこともあります。とくに女性は離婚してもすぐに結婚できる方が多く、元夫への未練もすっぱりとなくなり、うまく順応できるケースが多いのですが、男性は新しい妻の地雷を踏んでしまうケースがあります。結果、再婚生活がうまくいかない原因になりやすいので注意しましょう。
そこで、再婚同士だからこそ気をつけたいポイントを2つ紹介したいと思います。
1:悪口も比較も未練の現れ? 元夫や元妻の話題はNG
男女ともにそうですが、とくに女性は人と比べられたり、他の女性の話が出てくるのが大嫌いなイキモノです。それが元妻だったら尚更です。料理が上手だった、どんなに忙しくても家事には手を抜かなかったという元妻寄りの話は絶対にNGなのは言うまでもありません。いい話でも悪い話でも、「比べられた」とわかった瞬間、機嫌を損ねて、最悪の場合再び離婚という事態になる危険性をはらんでいることを忘れないでください。
だったら元妻や元夫の悪口なら大丈夫なのか?と思うかもしれませんが、それもダメです。悪口は「未練」に聞こえてしまうので、「前の奥さんのことがまだ好きなのね」という話になってしまいます。
一番いいのは、以前の結婚生活の話は一切しないことです。話を振られたとしても、「わからない、忘れちゃった」などとごまかして、それ以上話が膨らまないようにするのが、家庭の平和を守る方法です。
2:元夫や元妻の持ち物を保存・使用し続けている
お皿やコップなど元妻が使っていたものは、すべて手放すのが基本
しかも、新しい再婚相手の奥さんがそれに文句を言うと、「君の好きにしていいよ、君が捨てていいよ」と丸投げする旦那さんもいますが、奥さんからすれば「なんで私がそんなことしなくちゃいけないの!? そんなものは、再婚する前に捨てておいてよ!」となるのは当然です。
離婚となれば、別居や引っ越しなど、身辺整理をする機会はたくさんあるはずです。ただ、出ていかれて自分が残った場合は、引っ越しもせず、片付けもろくにしないままとなって、そのまま「居ぬき」のように生活空間が残ったままにしている可能性が高いのです。
見方によっては、未練があるのだなとなってしまうので、生活を一新させるためにも元妻・元夫の私物はもちろん、共有のものもなるべくすべて手放すようにしましょう。
どちらも、相手に未練を感じさせずに新しい生活を前向きに考えていることを態度や行動で示すことが重要だと言えます。
さらに、バツイチ子持ちの場合、死別バツイチの場合は、ほかにも気を付けたいポイントがあります。
バツイチ子持ちで結婚する場合、子供の性別や年齢に合わせる
バツイチ再婚同士で子どもがいる場合は、連れ子の性別・年齢別で適切な対応が違います。「バツイチ子持ち再婚」で幸せになる方法についての記事を参考にしてみてください。死別でバツイチの再婚の場合、理解が大切
若くして結婚相手と死別をしてしまった人の場合には、これまでのパターンとはちょっと違います。死別は相手が嫌いになってわかれたわけではないので、お互いの気持ちがポイントになります。死別をした人は、自分だけ幸せになっていいのだろうかと悩むこともあります。特に若いときに死別をしてしまうと、亡くなった相手の年齢を考えて再婚ができないということもあるのです。そのときに大切なのが、相手の気持ちの支えになることです。
死別の辛さを少しでも理解して、再婚を焦らず、お墓参りなどに行くことにも理解を示しましょう。死別して数年は辛いと感じることも、月日がたち、新しい家族ができれば気持ちも落ち着いてきます。そうやって築いてきた家族の絆があれば、その先の生活もうまくいくことが多いのです。
さまざまなケースがある、バツイチ同士の再婚。過去や他人の心を変えることは難しいですが、ちょっとした気遣いによって未来はよくなっていきます。
またうまくいかなかったら……と不安になったときは、再婚同士だからこそ分かり合える部分もあり、むしろそれがあるからうまくいくのだと思いなおしてみてください。バツイチだから、過去にひどい思いをしたからといって再婚を諦めずに、新しいチャレンジをして欲しいと願っています。
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