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まずは「通い婚」から! 新しい結婚・再婚のスタイル

子どもが10代の多感な時は再婚をするのに躊躇するケースもありますね。そんなときに、提案したいのは「通い婚」という夫と妻がそれぞれに住居を持つスタイルです。うまくいく通い婚のコツやメリット・デメリットをお伝えいたします。

大和田 浩子

執筆者:大和田 浩子

再婚ガイド

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通い婚スタイルのすすめ

まずは「通い婚」から!

通い婚でうまくいく

子どもあり再婚のとき、子どもは小学校低学年までか、高校卒業後がいいと言われています。

子どもが幼ければ新しいパートナーと一緒に生活をはじめやすいですし、高校を卒業して自立しているような大きな子どもなら、親とは別に暮らすことができるので、再婚しやすい傾向があります。

中学生・高校生の多感な時期の子どもだと、母親(父親)の新しいパートナーと一緒に暮らすのは難しいこともあります。
10代の多感な時

10代の多感なとき

相手のことを子どもが気に入っていて食事やお出かけを頻繁にできる仲でも、「同じ家で生活をする」のはまた別の問題で、一緒に住むことによって日々の暮らしの中にストレスがかかり、特に異性の場合、双方に大きな負担がかかることもあります。

みんなが幸せになるために子どもが成人するまで待つ、という選択肢もあります。しかし、せっかくお互いに結婚の意志が強くあるなら、結婚をあきらめず、一緒に暮らさなくても幸せな夫婦になれる「通い婚」を提案します。
変わらぬ娘との暮らし

変わらぬ娘との暮らし

<目次>
 

1.子連れ再婚での通い婚の方法

再婚はしても、夫と妻は一緒に住まずに、それぞれが住居を持ちます。子どもは今までどおり親と暮らすことができるので、大きな生活の変化なく、親の再婚によるストレスを軽減することができます。

再婚相手も年頃の子どもといきなり生活することなく、無理なく結婚生活がスタートできます。

住居は別々に持ちますが、再婚相手のところにお互いが無理なく通えるように、近くに住むのが理想です。
通い婚

通い婚でみつける幸せのカタチ

 

2.通い婚のメリット

通い婚のメリットは子どもにとって良い環境が作れるだけでなく、夫婦が円滑になる下記のようなメリットがあります。

・いつまでも恋人のように新鮮でいられる
・仕事や就寝時間などそれぞれのペースで暮らせる
・会える日が限られるからこそ、ふたりでいる時間を大切にできる
 

3.通い婚のデメリット

一緒に暮らす普通の結婚と比べて、通い婚では下記のような不便さがあります。

・再婚相手と毎日一緒にいられない
・家がふたつあるような感覚なので、行ったり来たりで体力と時間を使う
・子どもが再婚相手と接する時間が短くなる
 

4.通い婚が上手くいくコツ

離れているからこそ、「家族」「夫婦」という感覚を持ち続けることが大切です。仕事や子どもの世話で忙しいと自分本位になりがちですが、「意識して会う時間を作る」ことが通い婚をうまく継続させるポイントです。
夫婦ふたりだけの時間も大切ですが、子どもも交えて家族みんなで過ごす時間も意識して作っていくことが再婚相手と子どもの距離を縮めます。
どちらか一方に負担がかからないように、家事の分担や通う頻度を話し合って決めることも大切です。
通い婚で大切なことは思いやり

通い婚に大切なことは思いやり

【通い婚のまとめ】
子どもが多感な10代のときは通い婚で再婚するのもおすすめ。
通い婚を成功させるコツは離れているからこそ「思いやり」を持つこと。


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