イタリア旅行は危険?治安はどの程度?

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イタリアの治安はどの程度?どんなことに気をつける?

「イタリアの治安ってどうですか?」と聞かれることがしばしばあります。世界でも最も安全な国として知られる日本から旅行するならなおさら、現地の状況は気になるところ。

イタリアは旅行先としての”危険度”としては、レベル0(レベル1にも満たないという意味で)。外務省が指定するような「常に生死に関わる危険が伴う国」ではありません。(2019年3月現在)。

※参考>>>外務省が指定する世界の危険地域
世界各地の危険度を指定しているマップです。危険度レベル1~4まであり。

イタリアは、一般的に旅行が可能な世界各国とあまり大差はない程度の治安。つまり、それは注意すれば防げる範囲の危険度と言えます。ただし、その注意の範囲には、日本では気にしなくても良いようなことも含まれます。日本と比べれば、どこの国の治安も良くはありません。無闇に怖がるほどではありませんが、しっかりポイントを抑えた防犯対策が必要です。

<目次>  

イタリアで多いのは、すり・ひったくりなどの軽犯罪 

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イタリア人たちは、ぼんやりしているようで実はちゃんと注意している

イタリアで最も多い「危ない目にあった」話と言えば、スリ・置き引き・ひったくり。ちょっとした隙にカバンを置き引きされた。地下鉄でスマホ盗まれた。などなど……この三種の神器ならぬ、三種の軽犯罪は、日本よりは確実に多発します。
 
  • 荷物を放置しない。
  • カバンは口の閉まるものにする。
  • 食事中なども椅子の背の肩に荷物をかけっぱなしにしない。
などなど、現地に暮らす人々にとっては当たり前の習慣ですが、安全な日本からくるとうっかりしてしまいがち。貴重品が入っているカバンから意識をそらさないようにしましょう。

また、ナポリなどで有名なのは、歩いている際に後ろからきたバイクにカバンをひったくられるケースですが、
  • 道路側にカバンを持たない。
  • 後ろから近づく不審な物音に注意を払う。
などちょっとした注意で防げますが、慣れないとなかなか難しいものです。しかし、常にアンテナを張っていると疲れて注意力が途切れてしまうので、たまには何も持たないで歩くリラックスデーを設けるのもひとつの方法。緊張感に緩急つけるのは旅のテクニックです。
 

地下鉄・バスや人通りの少ない路地は特に注意

観光地に向かう地下鉄やバス(ローマの地下鉄A線・B線など)はスリ多発電車として知られています。口の開いたバック、リュックやショルダーを背中側に背負ったままは絶対にNGです。特に、お尻のポケットにお財布やスマホを入れままにしているなんてことは、絶対にありえません!

現地の人々にとって、こういった注意はデフォルト。スリは慣れない観光客を狙うのは当たり前とも言えます。日本の地下鉄では想像もできない注意が必要になりますので気をつけましょう。

また、暗い時間帯(早朝や夜)はもちろんですが、人通りが少ない路地は避けましょう。
 

観光客はカモ!ボラれることにも注意して

気づかなければ気にもならないけど、気づいてみると不快な「ボラれる」こともなきにしもあらず。ローマ、ベネチア、フィレンツェなどの観光客でごった返す街では気をつけましょう。

他の街でも、馬車やゴンドラの客引き、土産物の屋台など、観光客目当ての商売をしている相手には、毅然とした態度で。レストランでのお会計時にも、念のため目を通した方が無難です(単純に間違えている場合も多い)。

そのほか、ATMなどより詳細な犯罪対策については「イタリア旅行の犯罪対策」をご覧下さい。
 

女性が特に注意したいのが、ナンパ

イタリア特有かもしれません(?)が、執拗なナンパ被害にも気をつけましょう!ナンパは軽犯罪ではありませんが、ナンパからの詐欺、性犯罪に発展する可能性もなくはありません。しつこいナンパはNOと断りましょう。

ナンパしてくる相手は、道路で声をかけてくる人のみならず、ツアーバスの運転手や何度か通って顔見知りになったバールの人、ホテルのドアマン……など旅行中の”身近な人”もいたりします。観光客をメインに狙って”一夜限りのお付き合い”を目的にしているケースがほとんどでしょう。そういうタイプは慣れているので言葉も巧み。あまり信用せず、自己責任で!
 

イタリアの治安の地域性

イタリア国内でも大都市と田舎町の治安の差はあります

イタリア国内でも大都市と田舎町の治安の差はあります

世界各国どこでも同じことですが、大きな街は犯罪率が高くなります。イタリアでは、大きな街+観光地(外国人客が多く集まる)での軽犯罪率が高くなります。特にローマ、ナポリ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチア…など。

また、各街の中央駅周辺は、比較的治安があまり良くないケースが多々。イタリア人のみならず多国籍の観光客、住人などが集まる雑多なエリアになりがちだからかもしれませんが、駅近くにホテルをとる場合は注意しましょう。

小さな田舎町では、これらの大きな街と比べればのんびりとした雰囲気があります。ですが、犯罪がゼロの街はありませんので、それなりの注意が必要です。
 

イタリアとテロ

昨今、気になるのがテロ。しかしテロは、防ぎようがありません。イタリアでは、近年テロ事件は発生していませんが、事前の情報収集、予防策、対処法などを念のためチェックしておきましょう。

外務省が発行している対策をぜひご一読ください。
>>>外務省 海外旅行のテロ・誘拐対策

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。