イタリアの物価は高いか安いか?

両替はCAMBIO(カンビオ)やCHANGE(チェインジ)の看板があるところで

両替はCAMBIO(カンビオ)やCHANGE(チェインジ)の看板があるところで

イタリアの貨幣はユーロ(EURO)。イタリア語ではエウロと発音します。かつて使用されていたリラに変わって、ユーロがイタリアで流通するようになったのは、2002年。リラからユーロへの変換に伴い、イタリアのインフレ率は上がり、全体的な物価は上昇しました。

イタリアの物価を考えるとき、ユーロの貨幣価値として、1ユーロ=100円とするとわかりやすくなります。例えば、ホテル・シングル1泊80ユーロなら、8000円。パスタ一皿が8ユーロなら800円など、物価としては、日本とほぼ同等です。

ただし、円とユーロの間には為替レートが存在し、1ユーロに対する円の価値は、常に変動しています。円の価値が高いか安いかによって、実際に使用した場合の金額は変わるわけです。

円が安ければ(ユーロの価値が高ければ)イタリアで使う際の金額は高くなってしまいますが、円が高ければ(ユーロの価値が下がれば)安く収まります。つまり、イタリアで使う金額を考えるときは、常に、1ユーロに対しての円の価値が影響してくるわけです。

円からユーロへ両替する、ユーロから円に換算する

ローマやフィレンツェなどの観光地では、街のあちこちで両替所が見つかります

ローマやフィレンツェなどの観光地では、街のあちこちで両替所が見つかります

為替レートは、日本で紹介されるときには、円に対するユーロの価値として、1ユーロあたり○○円となりますが、イタリアでは、逆。ユーロに対する円の価値となりますので、1円あたり、▽▽ユーロの表し方になります。

1ユーロ=115円であれば、1円=0.0086956ユーロ
1ユーロ=120円であれば、1円=0.00833ユーロ

銀行・両替所に行って、0.00□□□…などと、見慣れない数字をみると、「あれ? 今、円が安いの?高いの?」とわからなくなりがちですが、両替所のレートを見るときは、表示される数字が大きければ大きいほど、円の価値が高い。つまり、「お得」になります。

また、メニューやお買い物をするときに、「この値段(ユーロ)、日本円でいくら?」と知りたいときは、

金額(ユーロ)÷0.00□□□ユーロ(その日のレート 1円あたりのユーロ価値)
金額(ユーロ)×○○○円(その日のレート 1ユーロあたりの円価値)

のどちらかで計算をすればOKです。

どこでユーロを調達するのがお得?

両替のレートは、各所一律ではなく、ホテルや空港では手数料が高くなりますので、到着直後に空港で大金を両替するのは、ちょっと損。とりあえず使う金額を両替し、残りは随時レートのよい銀行や両替所で両替するのがコツです。

一方、日本の預貯金からダイレクトにユーロを引き出すことができる海外利用可能なキャッシュカードを持っていると、とても便利。ただし、引き出す際には、極力銀行の開いている時間にしましょう(カードがATMから出てこないケースがたまにあります)。

取り急ぎ、ユーロはいくら用意する?

20セントや2ユーロなど、慣れないとちょっと計算が難しいユーロ

20セントや2ユーロなど、慣れないとちょっと計算が難しいユーロ

空港からホテルまでの移動代、ちょっとした飲み物や食べ物を買う……とりあえず、1人あたり1万円分もユーロがあれば、十分でしょう。空港到着後に、慣れない空港内で両替するのも心もとない……という人は、日本出発の際に必要分を成田空港で両替しておくのもおススメです。

イタリア旅行の予算

さて、旅行に必要なお金は、大きくわければ、航空券代金・ホテル宿泊代・食費・移動交通費・お買いもの費。どんな旅行をするか?によってだいぶ差は出てきますが、項目としてはこんなところでしょう。

今回は、目安となる平均的なイタリア旅行の予算をご紹介していきます。

>>>イタリアの宿泊費・ホテルの予算
>>>イタリアの食費・リストランテの予算
>>>イタリアの交通費・移動の予算

また、イタリア国内でも街によって物価は異なります。物価が高いのは、ローマ。そしてミラノ、ベネチア、フィレンツェなどです。

>>>ローマの物価・旅行の予算


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。