インスタグラムに足跡機能は基本的にはない
SNSの足跡機能といえばmixiが有名ですが、FacebookやTwitterなど現在主流であるSNSには足跡機能は備わっていません。インスタグラムはというと、こちらも通常の使用方法に関しては足跡機能が存在しません。ただし、新しく追加された「ストーリー機能」に関しては誰が閲覧したかを確認できるようになっています。ストーリー機能とは?
ストーリー機能を使用すると、1回の投稿で複数の写真や動画をアップすることができ、タイムラインとは別の場所に表示されるため、タイムラインが自分の投稿で溢れないようにすることができます。大きな特徴として、投稿したストーリーは24時間で削除されます。24時間限定という気安さから、今までの使い方とは違う、遊び心やライブ感に満ちた投稿が可能になっています。そして、このストーリーの投稿に関しては、投稿者は誰が閲覧したかを確認することができるのです。誰かがストーリーを投稿した場合、トップ画面の上部にその人のアイコンが表示されます。そのアイコンをタップするとその人が投稿したストーリーを閲覧することができます。この閲覧を、ストーリーの投稿者は確認できるのです。
画面上部にストーリーを投稿した人のアイコンが表示される
ストーリーの投稿者の視点から閲覧履歴の確認方法を解説します。
画面上部の自分のアイコンをタップします。
自分が投稿したストーリーが表示され、すでに誰かが閲覧している場合、画面下に目のマークと閲覧したユーザーの名前が表示されます。
このような機能は「ストーリー」だけ
外部アプリやウェブサイトでも足跡確認は不可能に
以前まではインスタグラムの外部アプリや分析サイトなどを利用して足跡をチェックすることができました。しかし、インスタグラムの規約変更によって、これらのアプリやサイトでも足跡はチェックできないようになっています。ただ、これらの外部アプリなどを使用すると、インスタグラムを様々な角度から分析することができます。
例えば「Instagram向け フォロワーインサイト」では、
- いいね!をたくさんくれるユーザー
- コメントをたくさんくれるユーザー
- 最も人気のあるユーザー
iPhoneの方はこちら
Androidの方はこちら
通常の使い方であれば足跡は残らない
そもそもインスタグラムは、ライトな感覚でSNSを使用したいユーザーに好まれる傾向にあります。足跡機能というSNS疲れを引き起こしやすい機能は今後も標準装備されることはないと思います。ストーリー機能にだけこれが備わっているのは、24時間限定の投稿ということで、足跡機能を持たせることによってよりライブ感を演出しようとしているからかもしれません。ただし、ユーザーのリアクションによってはこのあたりも見直されていく可能性は十分あるでしょう。【関連記事】
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