衣装代、北陸が高く、首都圏は安い
結婚式にかかった衣装代の平均(地方別)(単位 万円) (出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査首都圏。結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート発行)調べ) 地方別の新婦、新郎の衣装代の平均。地方によって金額が変わっている
上の表は、挙式や披露宴、披露パーティでかかった新郎、新婦の衣装代の平均を地域別に見たものです。首都圏での衣装代合計の平均は55.4万円でした。多くの地域がこの金額より高くなっているのがわかります。
一番高額だった地域は、新潟の69.8万円。続いて、北海道68.0万円、富山・石川・福井66.2万円、四国64.2万円と続いています。
意外に高額だったのが、北海道。北海道は挙式にかかる費用が他地域より安いのが特徴です。披露宴が会費制であったりするためですが、衣装代は平均より高くなっています。
首都圏は安め
安い地域も見ておきましょう。一番安いのが首都圏55.4万円、九州57.6万円、関西57.9万円と続きます。西日本と首都圏が安いようです。首都圏は衣装会社も多く、サービスが充実しているからでしょう。また、お色直しの回数も少なめ。衣装代を抑えるには、衣装会社を選び、お色直しの回数を減らすことですね。
今回の調査は青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨木・栃木・群馬は調査対象にはなっておらず、データがでていません。過去のデータをみてみると、福島の衣装代が高い地域となっていました。東北地方でも華やかな衣装での結婚式が多く開催されることを、心から祈りたいと思います。
セルドレスは料金が高め
衣装は、レンタルドレスが主流ですが、買い取る「セルドレス」もあります。一生の思い出として手元に持っておきたいという女性がセルドレスを選んでいます。ただし、セルドレスはレンタルより料金が高くなります。オーダーで作れば、更に料金は高くなります。既製品を買う方法もありますが、いずれも、予算をしっかりと決めて選びましょう。
レンタルもオーダーかどうか?
レンタルドレスも、オーダーレンタルドレスがありますよ。自分の好みにオーダーをして衣装を作るのですが、挙式後は返却するというもの。セルドレスよりは安いですが、一般のレンタルドレスよりも高め。ドレスにはこだわりたいけれど、料金を安くしたい方にはおすすめです。いかがですか? 結婚式の衣装代について見てきました。たった一日のために…と思うか、一生の思い出だから…と思うかで、この衣装代のお金の価値が変わってきます。二人や両親ともじっくり話し合って、後悔のない結婚式にしてくださいね。