新居に必要な家具や家電、いくらかかる?

結婚にかかるお金といえば結婚式などを思い浮かべる人が多いが、一番大切なのは新生活に向けてのお金。生活を始めるのにどれだけのお金が必要かを調べておこう

結婚にかかるお金といえば結婚式などを思い浮かべる人が多いが、一番大切なのは新生活に向けてのお金。生活を始めるのにどれだけのお金が必要かを調べておこう

結婚を考えた時に気になることのひとつが、お金のことではないでしょうか? 中でも結婚式や新婚旅行は1回だけだから……と大きな金額が動くこともあります。

もちろんこれらのお金も大切ですが、忘れてはいけないのが「新生活」にかかるお金。新居や家具、家電製品などのお金です。今回は、家具や家電製品についてどれくらいのお金が必要になるかをご紹介しましょう。

データ出典:新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研 調べ)

新生活にかかった費用 平均76万5000円

結婚後の新生活準備のためにかかった費用(単位:万円)undefined *1:各項目の平均金額は、各費用が発生した人ベースの平均金額。各項目の平均金額の合計は、「新生活準備のためにかかった費用総額」とは一致しない(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)

結婚後の新生活準備のためにかかった費用(単位:万円)  *1:各項目の平均金額は、各費用が発生した人ベースの平均金額。各項目の平均金額の合計は、「新生活準備のためにかかった費用総額」とは一致しない(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)


上の表は、新婚カップルの新生活準備のためにかかった費用の平均データです。全国平均の費用総額は76万5000円。インテリア・家具にかかった費用は43万2000円、家電製品は36万7000円となっています。

この新生活準備のためにかかった費用ですが、金額が減っている傾向にあります。2009年の調査では96万7000円だったのが2011年には80万 8000円となり、2013年には68万6000円まで下がりました。そして、2014年は78万1000円と少し上昇したものの、2015年は76万5000円と少し減っています。

手取り収入がなかなか増えないのと先行きの不安感からか、堅実な新生活準備となっているようです。

首都圏と東海の差は35万円も

地域別の平均もみておきましょう。新生活にかかった費用の総額は、全国平均で76万5000円。首都圏では60万6000円、東海では95万9000円、関西で91万5000円です。首都圏は安く、東海と関西が高くなっており、首都圏と東海では35万円も差が出ています。

インテリア・家具のマストアイテムはカーテン・ダイニング家具・布団

新生活準備のためのインテリア・家具のアイテム別購入率(単位:%) カーテン、ダイニング家具、自分達の布団と生活に必要なアイテムが上位(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)

新生活準備のためのインテリア・家具のアイテム別購入率(単位:%) カーテン、ダイニング家具、自分達の布団と生活に必要なアイテムが上位(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)


新婚カップルが購入したものを上位からみてみましょう。カーテン類、ダイニング家具、自分達用の布団、ソファ、食器棚、ベッド、AVボード、自分達のまくらと続いています。

カーテンは住まいによって必要になるものですから、新居には新規に購入する必要がでてきますね。また、1人暮らしからの転居組はダイニング家具や食器棚をそろえる必要もでてきるでしょう。布団やまくらももちろん必要です。

結婚といえば「和だんす」や「婚礼たんす」などと思う親も多いかもしれませんが、購入率は和ダンス1.6%、婚礼たんすセットは1.0%です。それに対して、整理だんすは 35.9%が購入。結婚をしたからといって大きなたんすを購入するのではなく、整理だんすなどを購入しています。

インテリア・家具の費用、最多層は20万~40万円未満

新生活準備のためのインテリア・家具購入にかかった費用の購入者割合(単位:%)(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)

新生活準備のためのインテリア・家具購入にかかった費用の購入者割合(単位:%)(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)


新婚カップルのインテリア・家具に使った平均額は、43万2000円でした。利用金額層でみてみると、20万~40万円未満の層が一番多く、30.2%と なっています。また、20万円未満も26.3%と6割近くが40万円未満になっています。驚くことに、0.7%の人は200万円以上かけています。これらの高額購入者が平均値を押し上げているようです。

結婚したからと必要のないものまで買い揃えるのではなく、じっくりと本当に使うものを揃えていけばいいですね。

家電製品のマストアイテムは冷蔵庫・照明器具・洗濯機

新生活準備のための家電製品のアイテム別購入率(単位:%) 冷蔵庫・照明器具・洗濯機が上位(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)

新生活準備のための家電製品のアイテム別購入率(単位:%) 冷蔵庫・照明器具・洗濯機が上位(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)


新婚カップルが購入する家電製品をみてみましょう。購入率が一番高いのが冷蔵庫。続いて、照明器具、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器と続きます。いずれも調理や掃除などに必要な、いわば生活必需品。また、照明器具はカーテンと同様、新居にあわせて買わないといけないものですね。

ここで注目したいのがテレビです。2011年の調査ではテレビは3番目に多く、65.8%の人が購入していたのに、2015年調査では33.2%と激減しています。結婚したからといってテレビを新たに買うことなく、独身時代のものをそのまま使うという倹約カップルが増えたのでしょう。また、最近のテレビ離れから、テレビそのものが生活必需品ではなくなってきたのかもしれません。

続いて、カラープリンタ、ブルーレイDVDレコーダー、パソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの製品が続いています。これらは生活必需品とはいえませんが、生活を便利にするには欠かせないアイテムですね。ただし、これらは独身時代から持っているものも多いはず。これらを新たに買うかどうかは、お財布と相談してからにしましょう。

家電製品の費用、最多層は10万~20万円未満

新生活準備のための家電製品購入にかかった費用の購入者割合(単位:%)(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)

新生活準備のための家電製品購入にかかった費用の購入者割合(単位:%)(新生活準備調査2015(リクルートブライダル総研調べ)より)


最後に、家電製品にかかった費用の購入者割合をみておきましょう。10万円未満が8.8%、100万円以上も6.6%と、どの層にもまんべんなく散らばっているのがわかります。とはいえ、10万~20万円未満が19.9%、20万~30万円未満が17.1%と低価格帯が多くなっています。

平均は36万7000円。必要なものを必要な分だけ購入する姿勢がみえます。

買い替えの時期も視野にいれて時間差購入も

家電製品については、10年前後で買い替えの時期がやってきます。これらが一時に集中すると家計を圧迫しかねません。これらを見越して、家電製品の購入時期をずらして購入するのも効果的です。

例えば、1人暮らしで使っていた小さな冷蔵庫や洗濯機、掃除機などがあれば、しばらくはこれらを使うというのもいいですね。時期を見計らって、少しずつ買い直していけばいいのです。

1人暮らしの人でも、結婚後も使える製品を購入しておくと、いざ結婚する時に資金計画が楽になるかもしれません。少し後のことまで考えて、身の回りのものをそろえるといいですね。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。