卒業旅行におすすめの絶景ビーチを厳選
学生時代の海外旅行はきっと生涯忘れない旅になりますから、旅先選びはじっくり行いたいものです。社会人になったら、長期休暇はなかなか取れません。時間が取れる今だから行けるビーチや、社会に出る前に見ておきたいビーチなどを、ピックアップ。おカネはないけど、時間はある今だからこそ、学生さん、旅に出ましょう!
西オーストラリアのシャーク湾
小さな二枚貝が100キロ続くシェルビーチ
西オーストラリアのパースから海岸線を北上するルートで行くシャークベイは、スケールの大きな大自然の宝庫。世界遺産の認定理由にもなった、ハメリンプールには35億年前にはじめて陸にあがったストロラトマイトがいます。一見、ただの岩ですが、着実に成長を続けているとか。他にも、100キロにもおよび二枚貝で覆われたシェルビーチやイルカが遊びにやってくるモンキーマイア、3~7月にジンベエザメがやってくるエクスマスなども。
”大陸”を感じる、まっすぐな道
シャークベイへはパースから空路という方法もありますが、とことんまっすぐな道を走る陸路も魅力的。バスツアーやレンタカー、あるいは各国の若者と一緒に旅するコンチキツアーに参加してはいかがでしょう?
メキシコのリビエラマヤ
遺跡と海が出会うトゥルム
メキシカン・カリブのスーパーリゾートエリア、カンクンの南に位置するリビエラマヤ。ジャングルの中で発展したマヤ文明が最後に行き着いた海辺に佇むトゥルムの遺跡は、歴史のロマンを感じさせる眺めです。なかでも石の宮殿のエルカスティージョは光輝くカリブ海を見下ろす丘に築かれ、絵になります。
トゥルムの海沿いにはレイドバックな雰囲気のプチホテルが多数。また、プラヤ・デル・カルメンには大型オールインクルーシブ・リゾートからデザイン系プチホテルまで揃っています。
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リビエラマヤ
クック諸島のアイツタキ
クック諸島に訪れるゲストの大半は、この環礁がお目当て
フィジーとタヒチの間、2つの“楽園”と呼ばれる旅先に挟まれた、最強の存在がクック諸島。なかでもアイツタキの美しさは圧巻。周囲45キロのごくごく浅いラグーンは、海底の白砂が太陽の光を反射し、海が発光しているよう。地元の人も「ここの海の写真を見せると、画像ソフトでいじったでしょ?って信じてくれない」というほど。
ラグーン内の小さな無人島になぜか郵便局があり、ここから手紙を送ることもできます。
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アイツタキ環礁
インドネシアのコモド島
コモド島近くにあるパダール島
コモド島といえば、珍獣ハンター・イモトが追いかけっこしたオオトカゲ、コモドドラゴンが生息している島です。オオトカゲが確認されているのは、コモド島、リンチャ島、モタン島(ギリモタン)、コデ島(ヌサコデ)の4島のみで、推定約6000頭のうち、ほとんどがコモド島とリンチャ島に分布しています。この22島では、レンジャーと一緒に遭遇を期待しながらトレッキングを行います(早朝の方が確率高し)。
コモドドラゴンにトレッキングで会うのは難しいけれど、必ずいる場所があります
コモド島の拠点となるのは、バリ島から国内線で約1時間30分の、フローレス島のラブハンバジョ。この港町からクルーズ船に乗り込むか、ダイビングサービスや現地旅行社の日帰りツアーに申し込みを。バリ島と組み合わせて、ワイルドな大自然と、リゾートライフを満喫する1度で2度美味しい旅もできます。
タイのピピ島
ピピ島のマヤビーチ。船でツアー客がわさーっとやってきては去っていく、が繰り返されます
映画『ザ・ビーチ』で秘密のコミューンが営まれていた舞台のピピ島のマヤビーチ。断崖に囲まれたヒスイ色の海は、あまりにもの美しさに、そんな現実離れしたことも納得してしまうほど。マヤビーチへはピピドン島の中心地トンサイベイの現地旅行社が催行するアイランドホッピングの1日ツアーで訪れることができます。トンサイベイには安宿も多く、アジアの島の喧騒とユルさも味わえます。
ニューカレドニアのウベア島
ウベア島のトモヨビーチにて。子供たちから元気をいっぱいもらえます
小説『天国にいちばん近い島』の舞台となった、美しい南洋の自然以外、何もない島。全長45キロの大きな弓形で、最も狭いところで幅40メートルくらい。島はほぼ一本道で貫かれています。島の西側は光をたたえたようなビーチが視界の限り広がっています。
西側のビーチの中心は、トモヨビーチ(原田知世さんが映画撮影で訪れたことからネーミング)。犬が歩いている以外はほとんど貸し切り状態で、ひたひたと波が打ち寄せるビーチで心穏やかな時間が過ごせます。けれど、やんちゃな子供たちに見つかったら、さぁ大変。わらわらと一気に取り囲まれ、好奇心のままに、通じようが通じまいが関係なく、フランス語で語りかけてきます。そんな天使のような子供たちとの触れ合いと、昔ながらの伝統を守る島の暮らしに、ほっこりするはず。
フィリピンのボホール島
くつろいだムードのアロナビーチ
セブからフェリーで1時間半、またはマニラから国内線でアプローチするボホール島は、比較的行きやすく、アジアならではの物価の安さ、そして何よりもチョコレート・ヒルの珍風景が魅力です。チョコレート・ヒルとは標高30~50メートルの円錐の山が1268座以上も連なった世にも不思議な地形。乾季には山々が枯れ葉色になることからその名が付いたそう。
円錐形の山が連なるチョコレート・ヒル
滞在の拠点はボホール島と橋で結ばれたパングラオ島のアロナビーチがおすすめ。15分ほどで踏破できるビーチに、オープンなレストランやダイビングサービス、サリサリストアなどが並んでいて、力の抜けた雰囲気。沖にはモルディブのようなサンドバンクもあります。
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ボホール島
パプアニューギニアのアロタウ
ソロモン海とコーラルシーが出会う海域
パプアニューギニアと聞くと、秘境のイメージがありますが、日本と直行便で結ばれ、所要時間はわずか6時間50分なのをご存知ですか? 意外とアプローチはしやすいものの、自然の濃度はたっぷり。ジャングルの木々は自由奔放に枝葉を伸ばし、ここだけに生息している固有の動植物も多数。
ダイビングのみならず、スノーケリングも大充実!
ダイバーによって見いだされたエリアなので、水面下はハイパー。ソロモン海とコーラルシーが出会う場所で、2つの海の特長を兼ね備えているのです。そして魚のサイズが規格外と言えそうなほど巨大。それでいて、ネイチャー系のリゾートホテルに滞在できるのもポイントです。
タヒチのボラボラ島
ボラボラ島のアイコン、オテマヌ山がいつも視界に
オテマヌ山とパヒア山、2つの高峰が島の中央にそびえ、周囲を光り輝くラグーンが取り巻くタヒチのボラボラ島。ポリネシアの最高神タアロアが神々を結集して創り上げた傑作だと言われています。ステイ先はポリネシア調のナチュラルな水上バンガローなど、ハネムーナーの羨望を掻き立てる豪華リゾートが主流ですが、実はドミトリーやペンション、ホームステイなどもあります。
また、さらに美しいとされるのがマウピティ島。あまりの美しさにライアテア島から押しやられてしまったという伝説が残る島です。こちらのステイ先はペンションのみ。
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チュークのジープ島
直径34メートルの小さな島ながら、ドラマティックな自然が待っています
ミクロネシアのチュークの巨大環礁に浮かぶ、直径34メートルの無人島、ジープ島。島にあるのは13~14名滞在できる宿泊施設と食堂、シャワー、トイレ、スタッフルーム、以上。滞在のルールとして、水は1日バケツに雨水を1杯。これでシャワーと洗濯もこなさなくてはなりません。電気は18~22時のみ。そんなシンプル・イズ・ベストな滞在は、より自然を肌で感じられることでしょう。ほぼ円形の島ではサラウンドに波が打ち寄せ、夜には星が降ってくるよう。ビーチベッドでブランケットをかけて星空の下、眠りにつくのも貴重な体験です。
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