ビューティティップス/秋冬のドライスキン対策

もしかして敏感肌!?隠れ敏感肌の見分け方

赤みやひりつきなど、最近なんだか肌の調子が変わってきたかも? というのは、敏感肌のサイン。乾燥が進むこの季節は、早めの対処が肝心です。

高瀬 聡子

執筆者:高瀬 聡子

ビューティティップスガイド

その肌トラブル、敏感肌のサインかも!

いつもと違うと感じたら敏感肌チェックを!

いつもと違うと感じたら敏感肌チェックを!


急に冷え込んでくる秋は、体調だけでなく肌も調子をくずしがち。最近なんだか肌の調子が変わってきたかも? というのは、敏感肌に傾いているからかもしれません。まずは敏感肌チェックを行ってみましょう。

□目や口の周りがつっぱる・カサつく・赤みがでる
□いつも使っている化粧水がピリッと刺激に感じる
□洗顔後すぐに肌がつっぱる
□肌がカサカサして粉をふく


秋に敏感肌が増えてしまう理由

春や秋など季節の変わり目に敏感肌の方が増えてしまうのには、きちんと理由があります。季節の変わり目は外気の温度や湿度が急激に変化。皮膚は外気と体の境界の役割をしていますので、その影響を体内に受けないように調整をする役割があります。ですが肌が外気の変化に追い付けないとバリア機能が低下して、敏感肌になってしまうのです。

混合肌や脂性肌といった肌質に関わらず誰でも敏感肌になる可能性がありますが、敏感肌は肌のバリア機能が低下しているとなりやすいので、乾燥肌の人が最もなりやすいと言えるでしょう。また、もともとアレルギーの肌質の人も敏感に傾きやすいので注意が必要です。


敏感肌を改善するスキンケアや生活習慣

敏感肌はちょっとした刺激にも反応して、肌トラブルを起こしやすくなっています。だからといって何もしないままでは、さらに乾燥が進みバリア機能が弱まります。いつもとは違ったスキンケアが必要です。

【スキンケア】
<クレンジング・洗顔>低刺激のものでこすらずやさしく洗いましょう。熱いお湯での洗顔はNGです。
<化粧水>刺激なく使えるものを選び、できればセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など保湿成分配合の化粧水で水分保持力を高めましょう。
<乳液・クリーム>肌にやさしい保湿成分配合のものや抗炎症効果のあるものをたっぷり使い、しっかり補った水分にフタをして、皮脂膜を強化しましょう。

【メイク】
肌が弱っているときはポイントメイクのみがベストですが、外出などがある場合は、低刺激&高保湿のBBクリームなどで肌を保護しましょう。

【生活習慣】
食生活や睡眠などのライフスタイルも肌と密接な関係があります。魚や肉などの良質なタンパク質や油をきちんと摂り、バランスの取れた食生活を。また腸内環境も整えましょう。肌の生まれ変わりのために、入浴やしっかり睡眠をとることも大切です。

敏感肌は適したケアを続けて肌の乾燥を改善することで、バリア機能が復活し、次第にいつもの肌質に戻ります。少しの間集中的にケアしてあげましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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