シングル世帯の家計資産は2652万円、50代は2550万円
まずは、シングル世帯の平均と、50代の平均を紹介しましょう。5年に一度行われる「全国消費実態調査」のデータです。単身世帯の1世帯当たりの家計資産は2652万円、内訳は金融資産(貯蓄から負債を差し引いた額)が1049万円、宅地・住宅が1551万円、家電・車などの耐久消費剤が52万円となっています。参考までに年収は309万円、住宅の保有率は63%です。
一方、50代の平均は、家計資産が2550万円、内訳は金融資産が1295万円、宅地・住宅が1198万円、家電などの耐久消費財が57万円。年収は440万円で、住宅の保有率は63.8%。
50代平均の方が資産が少ないのは、調査対象の単身者の平均年齢が50代平均よりも高いからのようです。
では次に、50代を男女で比べてみましょう。
男性は平均2449万円、女性は平均2702万円
男女別の平均を見てみると、男性は2449万円、女性は2702万円。女性の方が多くなっています。これは宅地・住宅資産が女性の方が多いから。住宅の保有率も女性が高くなっています。金融資産と収入については男性の方が多いですね。男女いずれも資産の約半分を宅地・住宅資産が占めています。平成26年の10月及び11月に行われた全国4696世帯の調査結果です。
いかがでしょうか?現役引退まで約10年。ここからが、ラストスパートですね。
参考記事
50代の平均貯蓄額は1325万円!年収別データ
【最新】平均貯蓄額は1209万円!皆いくら貯めている?