糖質オフとグルテンフリー、筋トレと有酸素、早く痩せるのはどっち?
話題の食事ダイエットと効果的な運動の種類
Q:糖質オフとグルテンフリー、早く痩せやすいのはどっち?
新しいダイエット方法が登場するたびに話題となりますが、その中には「内容が似ていて紛らわしい」「違いが分からない」等といった疑問を抱く人も多いもの。また、筋トレと有酸素運動については、「どちらをチョイスすれば短期間で効果を得られるのか?」を改めて知りたい人も多いでしょう。そこで今回は、「話題の食事ダイエット」と「無酸素運動の筋トレVS有酸素運動」について、果たしてどっちが早く痩せるのか?について解説します。
さぁ、あなたはどちらが痩せやすいと思いすか?
Q:筋トレと有酸素運動、早く痩せやすいのはどっち?
糖質とグルテン、どっちをセーブする?
そもそも糖質とは、三大栄養素のひとつである炭水化物から食物繊維を取り除いたもの。臓器を動かし、血液を全身へ運ぶエネルギー源のひとつです。糖質が多く含まれている食品としては、砂糖や果物のほか、穀類の米、パン、麺類、芋類です。
一方、グルテンは、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種で、パンやうどんなどの麺類やお菓子などの、もちもちとコシのある食感のもとになっています。
グルテンオフの場合、パンや麺、お菓子がNGですが、糖質オフは米や一部の野菜や芋類もNG食材になるので、よりストイックなダイエットになります。そのぶん、糖質オフダイエットは、すぐに効果がでる代わりに、リバウンドしやすいとも言われています。ですから、長いスパンでダイエットに取り組み、習慣化して痩せやすいカラダを作りたいのであれば、グルテンフリーのほうが無理なく続けられるでしょう。
特に、パンやパスタなど、グルテンを多く含む食品が大好きで「ほぼ毎日食べている」という人は、グルテンフリーを行うと体重減だけでなく、便秘や冷え解消といった体調改善効果も期待できます。
すぐに効果を出して、リバウンドも防ぎたい場合、まったく糖質を摂らないのではなく、1日に摂取する糖質量をご飯1膳分の糖質約55gほどに抑える「低糖質ダイエット」を試してみてください。ただし、低糖質ダイエットも、かなりストイックな方法なので、自己流で無理に行うと、体調を崩すおそれがあるので注意も必要です。
Q:筋トレと有酸素運動、早く痩せやすいのはどっち?
有酸素運動と筋トレ
脂肪をエネルギー源として消費するのが有酸素運動。いっぽう、筋肉をつけることで代謝を上げる等のメリットがあるのが筋トレになります。
つまり、多くの酸素を体内に取り込み、脂肪を分解しエネルギー源とする有酸素運動は、行った瞬間から脂肪が燃焼されるので、筋トレと比べると短時間で効果を実感することができるでしょう。
ただし、有酸素運動のみを行っていると筋肉量まで減ってしまう恐れがあるので、徐々に代謝が悪くなる可能性があります。
筋トレの効果を実感するには約3ヶ月間が必要ですが、筋トレには筋肉量をアップさせることで基礎代謝を上げる以外に、姿勢維持、骨密度強化、成長ホルモン分泌等のメリットがあるので、続けることで自然に痩せやすい体質になると同時に、肌、髪、爪の美容効果も期待できます。
つまり、少しずつでも良いので、有酸素運動と筋トレを習慣にすることが、ダイエット成功につながるということになります。
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