というわけで今回紹介するのはより「ニュータウン」なイメージが強く、知名度抜群な「阪急日生ニュータウン」と隣接エリアにある「猪名川パークタウン」をご紹介します。
阪急電鉄と日本生命のコラボ~阪急日生ニュータウン
「日生中央」駅。梅田まで直通電車があるのは便利。
阪急「梅田」駅から阪急宝塚線に乗って「川西能勢口」駅へ(急行利用で22分)。そこから能勢電鉄に乗り替え10駅20分、日生線の終着駅です。1996年からは「特急日生エクスプレス」が運行開始、「梅田」駅まで乗り換えなしの8駅45分と大変便利になりました。駅から歩けて梅田へも電車で一直線。けっして不便だなんていえません。
駅前には「阪急オアシス日生中央店」と34の専門店からなる商業施設「日生中央サピエ」や園芸・ガーデニング用品がそろうホームセンター「オージョイフル日生中央店」等があります。その周辺、駅徒歩5分程度の駅近エリアは、北側・南側それぞれに一部が大規模マンションエリアです。
そして、その奥はきれいに区画・道路が整備された戸建街が続きます。1975年の街開き以降、一貫して新星和不動産という一つの会社が街作りに関わってきたため、街区ごとのコンセプトも販売時の「チラシ上のうたい文句」にとどまらずきちんと実現できており、街並に統一感を感じます。
緑の美しい三菱地所の街~猪名川パークタウン
自然・環境・街並みを求めるのであれば猪名川パークタウンはオススメ。
特徴はなんといっても「街並みが美しい」こと。ニュータウンの周囲はもちろん、街の中にある公園や街路にはたくさんの緑があり、同じ三菱地所の開発の泉パークタウン(仙台)と並び、日本でも代表的な美しいニュータウンです。
また、バス便・車便が充実しているのも猪名川パークタウンの特徴。
徒歩圏内に鉄道の駅はなく能勢電「日生中央」駅もしくは阪急「川西能勢口」駅からのバス便となる猪名川パークタウン。バス便といえば「はやくに終わるから都心に長くいられない」というのが大きな悩み。でも梅田から深夜25:00に出発する「阪急スターライナー」という深夜バスが強い味方です。梅田発の終電がなくなってもタクシーいらず。なお、このバスは日生ニュータウンへも行きます。
バスだけでなく、2002年に開通した猪名川バイパスのおかげで、自家用車での利便も高まりました。バス便エリアにとって「快適に走れる自動車道」が整備されている事はかなりポイント高いです。
さて、次ページから画像を中心に街並みを見てまいります。まずは日生ニュータウンから紹介します。