上野恩賜公園近接の地上36階建てタワー「Brillia Tower 上野池之端」
4ヶ月足らずで3,100件超の総来場数 1期1次~3次 248戸が即日完売
「Brillia Tower 上野池之端」(東京建物)は、当サイトでも紹介した、上野恩賜公園に近接した不忍池のほとりに建つ全361邸の地上36階建てタワーマンションです。「湯島」駅徒歩4分、「上野」駅徒歩10分の好アクセスのロケーション。7月10日時点での総資料請求件数は6,200件超、総来場件数は3,100件(事前案内会開始は3月19日)を超え、6月からスタートした販売では、第1期3次まで計248戸が即日登録完売しています(平均倍率1.8倍 最高9倍)。
販売価格(通期)は、5,588万円~28,888万円(専有面積41.21平米~127.96平米)。坪単価は、おおよそ400万円台前半。都心エリアのタワーマンションの中でも相応の価格設定になっています。購入層は、40代(21%)、50代(21%)、60代(21%)と比較的年配者が多いのが特徴。2人家族が44%と最も多く、台東区(21%)、文京区(10%)と広域層の購入比率が高くなっています。上野エリアは、世界遺産として選ばれた国立西洋美術館があるなど注目を集めている場所。東天紅があった認知の高い立地であることも人気を後押ししています。
さらに、不忍池の眺められる二層吹抜のエントランスラウンジなど立地特性を活かした共用施設も大きな魅力。35階のスカイラウンジや1階のフィットネスルームなど上質な共用部が販売を後押ししています。
都心の好調タワーマンションといえば、東京ミッドタウンに隣接した「パークコート赤坂檜町ザ タワー」(三井不動産レジデンシャル)が思い浮かびますが、希少立地のタワーは品薄感もあり商品特性に魅力のあるマンションには、人気が集中する傾向があります。
希少立地のマンションとしては、「新宿御苑前」駅徒歩1分の新宿御苑を一望のロケーションに建つ「ザ・パークハウス 新宿御苑」(三菱地所レジデンス)も販売が好調です。新宿御苑を見晴らす南側にガラスウォールを採用。立地に相応しい縦横のフィンが重なり合う格子状のデザイン、新宿御苑が広がる大きく窓の開かれたエントランスホール、新宿御苑を一望できる屋上テラス(共用部)など立地を活かしたプランニングになっています。
5月の第1期は、即日登録申込完売(47戸に101件の登録)。問い合わせ件数は、約3,400件で来場件数も約600件。早期完売となりました。第1期の販売価格は、6,400万円~26,900万円(55.46平米~100.63平米)。購入層は、30代(30%)、40代(20%)、50代(23%)と比較的若い層の登録が目立ちます。立地を活かしたプランニングを付加することで、大きな支持を得ています。
住まいが足りる中、「叶えられる」マンションが求められる
コストパフォーマンス(効率)よりもプライスレスな価値(効果)を重視
近年のマンション購入層の変化は、既に住宅購入の経験のある2次取得者層の割合が増えてきている点です。紹介した3物件以外でも好調なマンションは、住換え層のニーズを満たす独自性の高いマンションが目立ちます。従来多かったコストパフォーマンス(効率)を求める一次取得層ではなく、住まいにプライスレス(効果)な価値を求める人が増えつつあると感じます。この夏以降販売の注目物件の一つとして「グレーシアタワー二俣川」(相鉄不動産 三井不動産レジデンシャル 野村不動産)が挙げられます。相鉄線「二俣川」駅直結の免震構造採用の全421邸のタワーレジデンス。約1.9haの駅前複合再開発で誕生する同プロジェクトは、交通広場や商業エリアも一体で整備され雨の日も駅まで濡れずにアクセス可能です。2月19日から7月10日までの問い合わせ件数は、4,000件超で事前のプロジェクト発表会には1,000組を超える来場を集めるなど注目を集めています。特急・急行利用で横浜まで11分の好アクセス。将来は、新宿・渋谷方面との直通運転も予定されるなど利便性の向上も魅力です。
駅前再開プロジェクトは、住み換えや買増し層の支持が高いところに特徴があります。今の時代に求められるマンションのカタチの一つとも言えるでしょう。価格上昇トレンドの中、売れ行きにもバラつきが目立つようになっていますが、希少立地で+αの価値のあるマンションは、いつの時代も求められる住まいなのではないでしょうか。