遊べる! 買える! ゲームマーケット2016春
普段遊ぶ人数を集められなくて機会がない、という人も、行ってみると楽しめるんじゃないでしょうか
ゲームマーケットというのは、マーケットという名前通りアナログゲームがたくさん集まって、そしてそれらが買えるイベントです。ボードゲームやカードゲームというと、人生ゲームやUNOぐらいしか知らないという方もいるかもしれませんが、実は新作のボードゲームというのも色々あるんですね。そして、日本人クリエイターによる新作ボードゲームの多くが、このゲームマーケットでお披露目されます。
ゲームマーケットはもちろんアナログゲーム好きが集まる場所ではあるんですが、実はガイドは、アナログゲームはそんなにやったことはないんだけど興味がある、という人にもオススメできるイベントかなと思っています。というのは、お話した通り、新しいゲームが並んで売られるイベントなんですね。ゲームを作っている人たちは、自分が作ったゲームの面白さを伝えるために、とにもかくにも来場した人にゲームを遊んでもらいます。ルールを説明して、遊んでもらって、気に入ったら買って貰えるわけです。
ですから、スーパーの試食コーナーのように、気になるところにどんどんいって、色々遊ぶという楽しみ方ができます。東京ゲームショウで色んなゲームを試遊するようなイメージで、とにかくたくさんのゲームを遊んでみる、というのも良いかもしれません。そしてもちろん、これは気に入ったというのがあれば買えばいいんです。
竜王迷宮からの脱出
気分はすっかり冒険者!
そもそも、リアル脱出ゲームというものをよくご存知ない方もいると思います。リアル脱出ゲームというのは、どこかに閉じ込められたという設定で、そこから脱出するために様々な謎を解く、イベント形式の謎解きゲームです。多くの場合は参加すると出場者の中から数人のチームが組まれ、知恵を出し合い、制限時間以内に全ての謎を解いて脱出を目指します。リアル脱出ゲーム、という名前はSCRAPの登録商標ですが、脱出ゲーム型のイベントは、SCERAP以外にもたくさん増えてきています。
これが実はやってみると、恐ろしく面白いんですね。そもそも、何人かの仲間とどこかに閉じ込められて、そこから脱出するためにみんなで知恵を出し合って制限時間以内に謎を解くというシチュエーションがもう、メチャクチャ燃えます。アドベンチャーゲームの主人公の気分です。難しい謎が立ちふさがって、みんなで首をかしげて悩み、色んな可能性を追求し、ある時1人のひらめきが突破口になる、なんていう本当にワクワクする場面が実際に体験できます。
竜王迷宮からの脱出では、まず4人パーティーを組み、戦士、魔法使い、僧侶、遊び人から職業を選択。そしてそれぞれ職業ごとに違う冒険の書を手に、フィールドを探索し、物語を進め、奥深くにある竜王の城へ辿り着いて竜王を倒せば脱出成功ということで、まさにドラゴンクエストの世界観で脱出ゲームが楽しめます。
脱出ゲームをやってみたい、という人も、冒険者の気分を味わってみたいという人も、またその両方が気になるという人も、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
いかがだったでしょう。ゲームのイベント、本当に多様なものが登場していますよね。