予期しなかったURBAN DANCE再結成ライヴ!
ガイド:今回は、URBAN DANCEの30周年記念ライヴを祝して、バンドを代表して、成田忍さんと松本浩一さんにご登場いただきます。成田さんには、以前4-DのメンバーとしてAll Aboutでのインタヴューにも登場いただきました。松本さんは僕がまだPOP ACADEMYというテクノポップ系サイトをやっていた時、情報を提供していただきました。今回のような、URBAN DANCEのメンバーとしてインタヴューができる機会が持てるとは、全く予想していませんでした。お二人は、この再結成の日が来ると予感していたのでしょうか?
4-D mode1が23年ぶりの新作を! (All Aboutテクノポップ)
成田:
周りの友人達から30周年だから何かやらなきゃね、と言われていたのですが、一昨年の終わりくらいにNon-Standardレーベルも同じく30周年なので、何かお祭りをやるなら、出てもいいかなくらいでした。まさかワンマンライヴまでやるとは全然思ってなかった。
松本:
確実な予感というものは有りませんでした。ただ、解散した頃はみんなまだ20代で若かったですし、その後経験やスキルを重ねていくうちに、何か再び集まったとしたら良い作品が出来るだろうなとは思い続けていました。また、東京で過ごした21年間の間にも、URBAN DANCEを知ってくれている方々と会うこともあり、そういう方々には再結成を望む声も多々ありました。
カセットテープで保管されていたデモ音源
ガイド:昨年の12月9日にURBAN DANCEがNon-Standardに残した音源(『URBAN DANCE』『CERAMIC DANCER』『2 1/2 (TWO HALF)』)、カセットブック『DREAM EXPLORER』、デモ音源などを集めた2枚組CD『UD CHRONICLE』が発売されたました。初版は完売となり、再プレスとなる好評ですね。
UD CHRONICLE (amazon.co.jp)
成田:
今回熱い想いで作ってくれたライターの小暮秀夫君を中心にした製作スタッフがいなかったら、何も実現しなかったアルバムです。まず感謝の気持ちを言っておきたいです。ありがとう! おかげさまで売り切れになるなど嬉しい驚きです。デモ音源は僕自身はどこに行ったかもわからない状態でした(笑)。小暮君の持ってたお宝音源やら、松本が持っていた音源やら、苦労して見つけたものばかりです。
ガイド:
デモ音源は誰かがちゃんと保管されていたんですか?
松本:
全てのデモ音源はカセットテープで僕が保管していました。廃棄していたとしたら、今回の音源は日の目を見なかったでしょう。「A Moment's Pleasure」のYouTube音源は僕がアップしたのですが、まさか今回のように正式にリリースする日が来るとは思っていませんでした。もうオリジナルデモマスターのオープンリールテープは成田は廃棄しているようです。他にも、SHINOBU時代のライヴ音源やURBAN DANCEのライヴ音源もいくつか所有しています。
Urban Dance - "A Moment's Pleasure" (Original English Demo Take - Lead Vocal by Koichi Matsumoto) (YouTube)
ガイド:
「A Moment's Pleasure」……うわぁ、これは知りませんでした! かっこいいです。