学習机と子どもの作品コーナー
小学校入学を機に学習机を検討する家庭が多いことでしょう。金内さんの家でも長男が入学するときに、2年後の次男のためにもと考えて、ご実家の厚意でいっぺんに2台を揃えたのだそうです。そのときは整理収納の資格を取る以前のことで、「みんなが買っているから」と思ったのだとか。部屋の広さのことまで考えていなかったので、「今となっては、こんなに大きくなくてもよかったと思う」と言います。現在は次男と三男が使っている。長男はママが使っていたシンプルな机を使用。子どもが成長するたびに順繰りに引き継いでいくというのは知恵のある解決法
4人分ともなれば相当な量になるのでは?このケースに入るよう厳選する!
長男と次男の寝室用に2段ベッド
3LDKという間取りでは、一人ひと部屋というわけにはいきません。3部屋あるうちのひと部屋を長男と次男の寝室として、2段ベッドが置かれています。そのベッドを見つけるにあたっては、何件も家具屋さんを巡り歩き、構造や耐久性などを調べて回り、掛け布団やマットレスも納得がいくまで探したそうです。ベッドに鉢植えポットスタンドを組み合わせて、部屋づくりを楽しむのが金内さん流。置き場所に困っていたというぬいぐるみの居場所が決まった!
机の右横には脱いだ服を吊るすフックがある
子ども部屋はワンルーム
次男と三男、長女が主に過ごす所は、もともと2部屋だったところをひと部屋に改造したスペースです。机のある勉強スペースと遊ぶスペースとで半々にして、伸び伸びと使えるようになっています。壁や収納扉のカラーリングは金内さん夫妻でDIY
カラフルで楽しい収納。バケツには名札を貼って、中身が分かるようになっている
よく考えて決めた子どものクローゼット
子ども部屋のクローゼットは、「収納扉は開けっぱなし、引き出しは出しっぱなしになっている!」のだとか。クローゼットの中に引き出しがあるせいで、必要なモノを取り出してから閉めるまで、手間の数が増えてしまうからなのです。「扉を外すことも考えました。でも見た目を犠牲にしたくなかった」と金内さん。悩んだ末に、子どもたちが慣れてくれるのを見守ることにしたそうです。学用品、習い事の荷物、ゲーム用品、衣類などクローゼットの中は定位置がきちんと決まっている
きれいに並べてしまうのが当たり前なのだと子どもたちは思っている
ボードゲームの部品は小引き出しに収納。引き出しの箱の中に名前を貼ってあるから、子どもからは「使いやすい!」とほめられる(左)。マスクやサングラスなどの小物は扉裏に吊るしてある(右)
子どもと暮らしていく上で役立つ整理整頓のアイデアが満載の金内さん宅。散らかりやすいリビングダイニングでは、無理なく片付くシステムがあります。溜まりやすいプリント整理法は必見ですよ。
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