4人の子供と3LDKで心地よい暮らし

DIYで壁ペイントした部屋

DIYで好みのインテリアにカスタマイズしているLDK

12歳から3歳まで3男1女の子供たちと、3LDKのマンションに6人家族で暮らしている金内朋子さん。4人の子供がいたら、リビングダイニングは散らかり放題なのでは?それなのに、そんな気配がまったく見られないのは何故なのでしょう。

今回は子供と一緒に楽しく暮らすために整理整頓に目覚め、収納コンサルタントの資格もとった朋子さんの家を見せてもらいました。

【INDEX】  

散らかりやすいLDにウォークイン収納

「出先で下の子が熱を出したときに、留守番をしていた息子に診察券を病院まで持ってきてもらったことがあるのです」と朋子さん。リビングにあるウォークイン収納の扉にウォールポケットが吊り下げられていて、そこに診察券が入れてあるのです。「家族の誰もがモノの在りかを知っているのは大切なことだと実感した」と朋子さんは言います。
リビング収納はウォークイン

マンション購入時にご主人がオーダーしたウォークイン収納。リビングに隣接する和室への動線を考えて隅切りをした形になっている

広さ1.5畳ほどのウォークイン収納を、金内さん宅では「リビング納戸」と命名。その内部はL字型に棚を配して、扉を開けた正面にある棚の中段には書類ボックス、上段には節句の飾り物などを収納。下段には裁縫道具と掃除道具を並べ、その脇にはカゴを置いて古紙のゴミステーションになっています。
リビング収納の書類整理ボックス

中段の書類ボックスには取説、紙袋、仕事関係の書類を収納。処理待ちのモノは箱の中に入れて、作業を忘れないようにしている。下段のカゴには紙ごみをIN

リビング収納に季節家電と節句の品

天井の梁に突っ張り棒を渡して、壁クロスなどをストック(上)。床の空きスペースには季節家電を収納

アルバム収納

よく使う1軍の道具はプラボックスに。上段ではアルバムを保管

扉右手にある棚には薬、手紙、DIY道具などがあり、1軍と2軍に分けてボックス収納で管理されています。この収納スペースがあるおかげで、リビングダイニングがいつもスッキリ片付くというわけなのです。
 

DIYで大好きな部屋づくり

「もともと雑貨が大好きでいろいろ飾りたいのですが、部屋を片付けやすくして、子供たちと楽しく賑やかに暮らすことを優先したい」と語る朋子さん。整理収納の資格を取って以来、モノも空間も大幅に見直した結果、広い家に引っ越さなくても暮らせるという自信がついたそうです。
DIYでカスタマイズしたインテリア

部屋が広く感じるのは何故?「背の高い家具を置いていないから」という朋子さん

さらに、DIYで好みのインテリアにするのが楽しいと言います。家具を置いて床をふさいでしまうと部屋が狭くなってしまうので、小物を置くことさえも控えめにしているとのこと。飾りたい気持ちを、壁の色や壁掛けにこめているそうです。こうしたインテリアへの配慮が、片付けやすい部屋づくりへとつながっています。
ダイニングキッチンカウンター収納

ダイニングカウンターのモザイクタイル貼り、壁のペイント、PCワーク用のミニカウンターの取り付けなど、DIYでインテリアをセンス良く仕上げている

壁を使った飾りかた

壁に鳥のオブジェを、ペンダントの笠にはグリーンを(左)、インターホンやスイッチプレートまでも飾りの構図に取り入れて(右)

 

ダイニング廻りはリビングボードで収納

子供と暮らす家では、ダイニング周辺も散らかってしまいがち。金内家では、リビング納戸だけで片付くのでしょうか?「子供が4人いるので、細かいことまでは要求しないことにしています。ただし、使い終わったら戻すというのが子供たちとの約束です。でも、しまい方は子供にお任せ」と朋子さんは言います。

それにしてもダイニング収納と言えるのは、小さくておしゃれなリビングボードだけ。それでも片付くのは、モノの住所をしっかり決めていること。中央の引き出しには文具とダイニングで子供が使うモノ、左の棚には書類、右の棚は図書館コーナーといった具合に、場所ごとにモノの定位置が守られています。
リビングボードの書類収納

細かい文具は小さなプラケースを使って、使用頻度別に上下2段(上)、ノート類はそのまま入れるだけなので子供が片付けやすい

リビングボードの文具収納

よく使う書類は種類別にボックスで整頓して、プリントや郵便物の一時置きは上にあるカゴにIN(上)、図書館で借りた本はカードと手提げバッグと一緒に収納(下)

テーブル下のごみ箱収納

隙間に入るスリムなゴミ箱は、キャスターつきなので掃除機がけがしやすい(左)。テーブル下に突っ張り棒2本を渡して布を張ってハンモック状に(右)

ダイニングテーブルの上には、何かしらモノが出たままになりやすいのですが、金内家はいつもスッキリ。その秘密はテーブル下にありました。ゴミ箱は壁際に置かれ、ミニ掃除セットはテーブル脇に吊るしてあります。そして、ボックスティッシュはテーブル下の空きスペースに隠されているのです。このように、どの家庭にもありそうなアイテムについても、目立たないけれど使いたいときにすぐ使えるよう、配慮が行き届いています。
 

作業の流れに沿った定位置設定

多くの家庭を悩ましているのが書類の整理。子供のプリントや郵便物などが、毎日のように増えて溜まっていくのです。子供が4人いると、その人数分のプリントを整理するのに手を焼くはずなのですが、「24時間以内に処理します」と言う朋子さんは、どんなやり方をしているのでしょうか。
書類整理の流れと収納

カウンター下にあるPCコーナーのカゴ→リビングボードのトレイと書類ボックス→ゴミステーションへ。どこでどんな作業をするのかが分かりやすい仕組みになっている

プリントを含むすべての書類は、リビングダイニングで整理しているとのことです。その日の郵便物とプリントをいったん置くときには、カウンター下にあるPCコーナーのカゴを利用。目を通したら、近くにあるリビングボードへ移動させます。予定に関わるものは木のトレイへ、当面使うものと保管するものは書類ボックスに収納。すぐに処分するものと、用が済んだものはリビング納戸のゴミステーションへ持っていくという仕組みがつくられています。

このように、書類整理の流れに沿って置き場所が決まっていると、自然と片付くようになるというわけなのです。いったん入れておくためのカゴ、保管と使用中のボックス、ゴミステーションのカゴ、それぞれの中身が目に見えて分かるので、満杯になる前に手を打てることでしょう。場所と入れ物をきちんと決めておくことが大切なのだと分かります。
金内朋子さんの著書

金内朋子さんの著書「散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方」ワニブックス 

金内朋子さんの片付く暮らしはいかがでしたか?キッチンや水廻り、子供部屋にもアイディアが詰まっています。続編もどうぞお楽しみに!

【取材協力】
金内朋子さん 整理収納コンサルタント
「Cassa com 整理収納でかなえる豊かな暮らし」
http://ameblo.jp/gazpacho2001/

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