パン/パン屋さん取材レポート(東日本)

ロブションのブランジュリーカフェ新宿NEWoManにOPEN

2016年3月、JR新宿駅新南口のNEWoMan(ニュウマン)にフランス料理界の巨匠、ジョエル・ロブションさんが監修するパン専門店「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」がオープン。パンの専門店は渋谷ヒカリエに続いて2店舗目ですが、こちらはカフェスペース「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」を併設しています。

清水 美穂子

清水 美穂子

パン ガイド

2001年より、美味しいパンのある日常の愉しみ、パンとそれをとりまく人々の物語など、bread+something good(パンと何かいいもの)をテーマに執筆。興味があるのは職人の仕事と伝統文化。パンを愉しむ企画のコーディネイト、執筆多数。雑誌、書籍にて活動中。

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ガストロノミーレストランの料理をパンのかたちで

ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション

ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション

2016年3月25日、JR新宿駅新南口にできた新しい商業施設、NEWoMan(ニュウマン)にフランス料理界の巨匠、ジョエル・ロブションさんが監修するパン専門店「ル パン ドゥ ジョエル・ロブション」がオープンしました。パンの専門店は渋谷ヒカリエに続いて2店舗目ですが、こちらは向かいにカフェスペース「ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブション」を併設。出勤前に、あるいは仕事を終えたあとに気軽に立ち寄れる雰囲気で、朝は8時から夜は22時まで、その場で焼きたてのパンやタルティーヌをカジュアルに愉しむことができます。
ル パン ドゥ ジョエル・ロブション

ル パン ドゥ ジョエル・ロブション

ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブションは店内36席

ル カフェ ドゥ ジョエル・ロブションは店内36席

NEWoManのコンセプトは「女性が輝き続けることができる経験と価値を提供する」ということで、本物を求める大人の女性がメインターゲットなのだそうで、野菜たっぷりのタルティーヌや質の高い総菜パンなど、料理とパンを組み合わせたアイテムは、まさにそんな女性のために考案されているようです。
3種類のタルティーヌ

3種類のタルティーヌ


とろけるビーフの赤ワイン煮込み

とろけるビーフの赤ワイン煮込み

料理のようなお総菜パン「とろけるビーフの赤ワイン煮込み」(432円)はバゲット生地をお皿にみたて、ロブションのスペシャリテであるジャガイモのピュレを敷いて、柔らかく煮込んだ牛肉をのせています。これはシャトーレストラン ジョエル・ロブションの料理「牛フィレ肉 ポワレにし ロブション風ポテトのピュレ こくのある赤ワインソースと共に」をもとに、パンのかたちに表したものです。バゲット生地の表面には米粉でひび割れをつくり、これがカリカリッとしたクリスピーな食感になっています。
牛ほほ肉のロッシュ

牛ほほ肉のロッシュ

ショコラ シトロン

ショコラ シトロン


タルティーヌとシャンパーニュのセット

タルティーヌとシャンパーニュのセット

野菜を中心としたタルティーヌはアンチョビ、オリーブとあわせた「トマトのプロヴァンス風」(540円)、ブルーチーズ入りの「きのこのペリゴール風」(561円)、ベーコンとあわせた「ほうれん草」(518円)の3種類。おすすめはグラスのシャンパーニュ(ヴーヴ・クリコ イエローラベル)と愉しむセット(1500円)です。シャンパーニュだけでもグラスで1100円なので、これはセットで頼みたいですね。コーヒーなどのソフトドリンクは380円から。ミネストローネなどのスープ(450円)もあります。

次のページでもここならではのパンをご紹介します。
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