同性愛が許されなかった時代に出会った二人。その愛のひたむきさ、強さに胸を打たれます。『キャロル』、ぜひご覧になってください。
そんななか、新宿で元彼と噂の映画『キャロル』を観てきました(ダンナはこの手の映画は苦手。観るとしたら『オデッセイ』ですね)。実は映画を観る前に先行して原作の小説を読んでいたのですが(2/3まで読んで、結末を読むのはやめておきました)、だからと言って映画がつまらなく感じることも全くなく、映像の美しさに酔いしれ、ときどき涙腺がゆるみ、そしてラストシーンには息を呑み…エンドロールの間じゅう、涙でスクリーンが見えませんでした。場内が明るくなってからも、しばらく立ち上がることができませんでした…。
映画が終わったあと、元彼とご飯を食べながら感想を語り合い、本当に『キャロル』は名作だ!ということで意見が一致(こういう時間って本当に好きです)。あまりストーリーを詳しく書いちゃうとネタバレになるのでもどかしいのですが、次のページで『キャロル』の素晴らしさについて精一杯書きましたので、ぜひご覧ください。
同性愛が許されなかった時代、幾多の困難を乗り越えて愛し合った『キャロル』の二人の美しさをリスペクトしつつ、今月は、愛をキーワードにコラムをいろいろお送りしようと思います(2月といえばバレンタインですものね)。LOVE OF GAYだったり、LOVE FOR GAYだったり、ゲイ目線の愛だったり。今月もボリュームたっぷりです!(これもゴトウからみなさんへの愛です♪)