上海一の絶品香港飲茶を堪能するなら「家全七福酒家」へ

七福料理

余計なものをそぎ落としたシンプルで奥の深い味わい。点心を含めたコース料理もあります。ああ、幸せ。

美味な香港飲茶を追求したい人のための真打登場です。上海には香港のレストランがいくつも進出していますが、そのなかで店の格も味も上海一のレベルといえるのが家全七福酒家ではないでしょうか。日本でもおなじみの名店・福臨門酒家が香港以外で展開する店を新しい名前でスタート。上海では浦東のシャングリ・ラホテル(浦東新区富城路33号)に入っているほか、静安寺エリアのケリーセンターにもオープン。夜はとても高いのですが、昼は飲茶メニューがあり、料理類も一部割引になります。

七福外観

静安ケリーセンターの2階にあります。日本でも展開していますが、上海には多数のライバル店が進出しているだけに、味への要求が高いお客さんがより多いといえます。

腸粉の皮の薄さと柔らかさ、春巻きの空気の密度など、点心ひとつひとつの細部まで美学が宿り、他店とのレベルの違いを実感します。料理も素晴らしい味わいです。芥蘭という野菜の炒めものなどはシンプルでありながら、歯ごたえや品のいい味つけが絶妙。叉焼包(チャーシューまん)や、オリーブを使った七福一品チャーハンなどもおすすめです。中国茶も美味しいです。

ケリーセンター店のシェフを務めるのは福臨門で20年以上働き、香港や東京、上海浦東シャングリラでも経験を積んできた実力者です。

七福スイーツ

マンゴープリンをはじめ、スイーツも美味。

昼の点心は36元から揃います。料理やご飯ものは割引価格でも100元以上はしますので、予算は300元以上が目安。土日は点心の種類が増えます。


<DATA>
家全七福酒家 上海浦西店
住所:静安区南京西路1515号 静安嘉里中心一期商場2F
TEL:021-6266-3969
営業時間:11:30~14:30(土日は11:00~15:00)、17:00~22:00 無休
アクセス:地下鉄2号線「南京西路」駅より 徒歩5分


上海でしか味わえないハイレベルな江南飲茶「雍頤庭」


雍頤庭エントランス

多数の灯篭のような照明が下がるエントランス。高揚感のあるインテリアデザインです。

最後に紹介するのは、香港系ではなく、江南スタイルのハイグレードな飲茶。マンダリン・オリエンタルホテル浦東上海の中にある江南料理レストランの雍頤庭です。上海料理のスターシェフであるTony Lu氏が顧問を務めるほか、揚州出身のシェフによる淮揚料理などが揃います。

昼は点心メニューがあります。スパイスをきかせた小籠包、羽付き焼き餃子といったモダンで精緻な点心が勢揃い。上海の代表的な前菜である燻魚、揚州の名物スープ文思豆腐羹なども洗練された味わいです。龍井茶など江南の銘茶とあわせたいところ。

日本ではあまりなじみのないメニューも多いのでオーダーがやや難しいかもしれませんが、上海でしか体験できない江南飲茶を楽しむならここへ。こちらも昼の予算は300元以上が目安です。

雍頤庭点心

トリュフが使われた蒸し餃子。細部まで精緻な技が感じられる一品です。

<DATA>
■雍頤庭 Yongyiting
住所:浦東南路111号 マンダリン・オリエンタル上海浦東
TEL:021-2082-9978
営業時間:11:30~14:30、17:30~22:30 無休
アクセス:地下鉄2号線「陸家嘴」駅より 徒歩15分


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