松下優也(X4) 90年兵庫県生まれ。08年にCDデビューし、翌年『音楽舞踏会「黒執事」―その執事、友好―』で初舞台。音楽・舞台・TV・映画と多方面で活躍している。近年の出演舞台に『モンティ・パイソンのSPAMALOT』、『イン・ザ・ハイツ』など。15年10月にダンスボーカルユニット「X4」としてメジャーデビュー。(C)Marino Matsushima

松下優也(X4) 90年兵庫県生まれ。08年にCDデビューし、翌年『音楽舞踏会「黒執事」―その執事、友好―』で初舞台。音楽・舞台・TV・映画と多方面で活躍している。近年の出演舞台に『モンティ・パイソンのSPAMALOT』、『イン・ザ・ハイツ』など。15年10月にダンスボーカルユニット「X4」としてメジャーデビュー。(C)Marino Matsushima

*最終頁に『花より男子The Musical』観劇レポートをアップしました!*

名門・英徳学園高等部に、親の期待を背負って入学したごく普通の少女、牧野つくし。学園を支配する御曹司集団「F4」に睨まれ、いじめに遭うも、持ち前の正義感と根性で乗り切ろうとする彼女に、F4のリーダー格で世界的な財閥・道明寺家の跡取り息子、司はいつしか心惹かれてゆく。いっぽう、つくしの方は不思議な魅力を持つ花沢類に惹かれ、大波乱の恋と友情物語が展開する…。

セレブ高校での“ありえない”格差恋愛”を描いて少女漫画歴代発行部数1位の大ヒットとなり、日本のみならず韓国や台湾でもドラマ化された『花より男子』(原作:神尾葉子 マーガレットコミックス刊)。その初の舞台版が「ミュージカル」という形式で実現、脚本に人気脚本•演出家の青木豪さん、演出に『サンセット大通り』『スコット&ゼルダ』等ミュージカルでの活躍も著しい鈴木裕美さん、音楽にポルノグラフィティやいきものがかりらのプロデュースを手掛ける本間昭光さんという一流クリエイターが集結。2次元のアニメや漫画を舞台化した「2.5次元ミュージカル」人気が華々しい昨今、この布陣で新しいアプローチの「新感覚ミュージカル」が誕生するのでは、と話題を集めています。

年明けの開幕を前に、稽古場では連日濃密なリハーサルが展開している模様ですが、いったいどんな舞台になりそうでしょうか。「F4」のリーダー格で、わがままで直情的ながらも純粋な「道明寺司」役を演じる松下優也さん(X4)に、稽古の様子をうかがいました。

波乱のラブ・ストーリーを通して
人間の普遍的な本質が現れる舞台に

(C)神尾葉子・リーフプロダクション/集英社 (C)『花より男子 The Musical』製作委員会2015

(C)神尾葉子・リーフプロダクション/集英社 (C)『花より男子 The Musical』製作委員会2015

――現在、お稽古はどんな段階でしょうか?

「今は2幕の後半まで来ています。稽古初日以来、ずっと演出の(鈴木)裕美さんがじっくり、一つ一つのシーンに時間をかけて進めてきてくださっていて、最後の山場に差し掛かったところですね」

――今回の舞台には、原作漫画のファンもミュージカル・ファンも興味を持っていらっしゃると思いますが、そのどちらも満足させる舞台が目指されているのでしょうか?

「そうですね。最近はいわゆる“2.5次元”ミュージカルも増えていますが、今回はクリエイターの方々が非常にどっしりしたというか、表面的に原作に忠実である以上の作品を作ろうとしていらっしゃるので、きっとどちらのファンにも楽しんでいただけると思います」

――演劇的な深みがある、ということでしょうか。

「そういうものを目指しているのではないかと思いますね。ある意味“ファンタジーの世界”に見えるかもしれないけれど、僕らは舞台の上ではリアルに生きようとしています。裕美さんも“恋をするのは3000年前も、3000年後も変わらない人間の姿。そこがリアルなのがこの作品の良さ”とおっしゃっていて、本当にそうだと思います。そうした心の揺れ動きは、リアルに演じたいと思いますね」

*『花男The Musical』トーク、次頁にまだまだ続きます!松下さんが演じる「道明寺司」の軸にあるものとは?