60代前半では6割が働いている

いくつまで働く

60歳過ぎても働く人は多い

50代にはいると、60歳定年はもう目の前。老後資金の準備が心もとない人は焦ってしまいますね。すでに60歳以降も勤務先の継続雇用などで働く覚悟をしている方もいるかもしれません。

現実にはどのような選択がされているのでしょうか?

労働力調査(2014年平均)によれば、60~64歳の就業率は男性では74.3%。10人のうち7人は働いていることになります。10年前(2004年)は65.4%ですから増加しています。一方、女性は47.6%。10人のうち5人弱。10年前(2004年)は38.4%でこちらも増加しています。男女合わせた全体では60代前半の人の約6割が働いていることに。この数字、どう思いますか?

60歳を過ぎても働く人の増加は、改正高年齢者雇用安定法(2006年施行)の影響もあるようです。この法律では、定年の引き上げ、継続雇用制度の導入、定年制の廃止のいずれかを選んで実施することが企業に義務付けられました。背景には、公的年金の受給開始年齢が65歳に引き上げられたこと、少子高齢化による労働力の不足が予想されることがあります。

65歳になれば公的年金を受け取ることができますが、その後も働いている人はどれくらいいるのでしょうか?

65歳以降も2割が働いている

労働力調査(2014年)によれば、65歳以上の就業率は男性では29.3%。10人のうち3人は働いています。10年前(2004年)は28.4%ですからそう大きくは変わりません。一方、女性は14.3%。10人のうち1.4人。10年前(2004年)は12.8%ですから少し増加しています。男女合わせた全体では65歳以上の人の約2割が働いています。この数字を多いと思うか少ないと思うか、60歳以降も働くことをどう考えるかは人によりかなり違うのではないでしょうか。

  • 働ける間は働きたい
  • 働きたくないけど、お金がないから働くしかない
  • 仕事にやりがいを感じる
  • 60歳過ぎたら働かずにノンビリしたい
  • 現役時代にできなかった趣味を楽しみたい…
元会社員で、真面目に定年まで働いてきた人なら、65歳以降はそこそこの公的年金を受け取ることができるはずですが、現役時代には住宅を買ったり、子どもの教育費を出したりで、けっこう出費もあったはず。老後資金を充分に蓄えられなかった人にとっては、60歳以降も収入があることは大きいでしょう。また、長生きになりセカンドライフが長いことを思うと、毎月何がしかの収入があるのはやはりプラスですね。

実際のところ、周りを見回してみても、今の60代は、見た目も感覚も若い! 引退するのはもったいないというのが実感です。

60歳以降も、自分のこれまでの経験や得意分野を生かして働くことができれば、家計運営の点では大きなメリットがあります。自営業者である私自身は70歳までは働く予定です。中には生涯現役を目指している人もいらっしゃることでしょう。

さて、では、60歳以降、どんな働き方をして収入はどうなっているのでしょうか? これについては次の記事で紹介します。

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