葉物野菜を生のまま冷凍したときに、どうやったら美味しく食べられるのか調べてみました
野菜は他の食材と比べて、その成分のほとんどが水分というものが多くあります。冷凍保存をすると、野菜の組織が壊れてしまい、解凍したときにその中に含まれる水分が一緒に流れ出てしまい、元の状態には戻らなくなってしまいますが、いったん茹でることで、水分が抜けてしまったり、変色を防ぐ効果が期待できます。
ただし、最近は野菜の種類や調理法によっては、生のまま冷凍をしても食べられる、むしろその方が美味しいものもあるとも言われています。でも、野菜によって食べ方や調理法はそれぞれ異なります。そこで今回は葉物野菜を中心に生のまま冷凍し、どの野菜が冷凍に向くのか、またどんな切り方や調理法がいいのかを実際に試してみました。
実験! 冷凍保存した野菜と切り方、調理法、評価
それぞれの野菜に合わせて、調理しやすい大きさに切り、フリージングバッグに入れて、冷凍保存しました
■小松菜(ざく切り)
■ほうれん草(ざく切り)
■キャベツ(千切り・ざく切り)
■白菜(ざく切り)
■玉ねぎ(みじん切り・薄切り・串切り)
■水菜(ざく切り)
■ニラ(ざく切り)
■セロリの茎(薄切り・拍子切り)
■レタス(千切る)
また、その野菜が一般的によく食べられる調理法に合わせて、『自然解凍』『茹でる』『炒める』『熱湯をかける』『電子レンジで加熱する』『味噌汁にする』を試してみました。解凍してしまうと変質する可能性が高いので、自然解凍以外は凍ったまま調理をしています。
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