日照、眺望に配慮した建物設計
マンションの良し悪しを見分けるポイントは、将来的に変えることのできない「立地の魅力」をいかに「建物が引き立てているか」である。「ザ・パークハウス 月島ディアスタ」に置き換えれば、大きな特徴のひとつである南方向の日照、眺望の開放感をいかに暮らしに取り込めるか、ということになる。まず、住戸の開口部を見よう。全タイプが南方向(南東、南西向き)に開いている。南東は運河、南西は道路に面しており、開放感が魅力的な立地。全69戸中、3面採光の住戸が半数以上(35戸)を占めるところも大きな特長だ。さらに、採光上の利点はそれだけではない。間口の設定が秀逸なのである。
例えば、2面採光住戸では、Bタイプ(3LDK 70.88平米)が間口8.15m、Cタイプ(3LDK 73.31平米)は同7.9mを確保。専有面積に対してこれほど間口を広く取る設計は、東や西向きあるいは北向きのプランでは散見できたとしても、南方向の住戸ではあまり見ない。おかげでBタイプは南面に3室を、同じく中住戸Aタイプ(2LDK 57.13平米)間口6.15mでも同2室を配置できている。角住戸以外も、明るく開放的な暮らしができるよう工夫が施されている。
日照・眺望に対するこだわりは、窓ガラスとバルコニーの手すりにまで徹底されている。おもに角住戸のリビングダイニングでは大型のフィックス窓を中央に、両サイドに片引き窓を設定。これにより、例えば南東向き住戸ではキャナルビューが(真ん中をサッシュ枠で分断されることなく)享受できる。バルコニーの手すりは半透明の仕上げ。人の出入りが生じないフィックス窓の屋外部では(管理規約に抵触しない範囲での)エクステリアを楽しむことができるだろう。室内の延長空間としてコーディネイトすれば視覚的な広がりを楽しむことも可能だ。洋室においても、フィックス窓と縦すべり出し窓を併用するなど、立地特性を考慮し、暮らしやすい配慮が細部に徹底されている。
優れた設計はロケーションの魅力を増長させる。そんな良質なマンションのセオリーを具現したプロジェクトといえる。「物件選びの基準を学べる」最適な1棟ではないか。ぜひ、検討者の方は参考にしていただきたい。
来場者の多くが「ファミリー層」
水回り設備も充実化が図られている。キッチンは天板とサイドに重厚感あふれる天然石を、ディスポーザや食器洗い機も標準装備だ。スライド式収納で量の確保と使いやすさを両立。ステンレス調キッチンパネルにフィルタレスレンジフードなど手入れの簡易さにも注目したい。静音シンクも導入する徹底ぶり。家事負担の軽減をも意識した設備の充実は、浴室や洗面室でも同様。共働き世帯を意識した商品企画は間取りにはじまり、設備、仕様とすべてに一貫している。実際のモデルルーム来場者もファミリー層が中心だという。これからマイホーム購入を検討したい家族世帯にとって参考になるスペックが満載だ。期間限定「眺望体験会」も開催中だそう。マンションの選び方を一歩踏み込んで学びたい人には是非とも見学をお勧めしたい。
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■ザ・パークハウス 月島ディアスタ 公式サイト
取材協力:三菱地所レジデンス 菱重ファシリティー&プロパティーズ