2歳児の激しいこだわりにママも疲労困憊……

2歳児の強いこだわり・イヤイヤ期への上手な対処法 

2歳児のこだわりあるある。あなたのお子さんのこだわりは何ですか?

何に対しても「イヤイヤ」いう2歳。基本のお返事は「イヤ」。そして、昨日は大丈夫だったのに、今日は頑なに拒否することもある。同じことを繰り返しやりたがり、やらないとひっくり返って大泣きする。「理解不能!」 と感じられるのが、この時期の「こだわり」です。
  • 同じ洋服を着たがる
  • 着替えを嫌がる
  • 晴れていても長靴を履きたがる
  • 入浴を激しく拒否するが入ると出たがらない
  • ママにやってほしいけど自分でやりたい
  • 自分で絶対にできないこともやりたがる
  • スプーンを置く場所が嫌
  • フォークを置く向きが気に入らない
  • 袋におもちゃを詰めて持ち歩きたがる(でも遊ばない)
  • 決まったおもちゃを片手にどこへでも行く
  • エレベーターのボタンを自分で押さないと気がすまない
  • スーパーに行くと決まった順番で同じことをやりたがる
こうやって書き出してみると、2歳児ってなんとも不可解に見えます。そしてもっと厄介なのは、これが「いつも」起きるわけではないという所。昨日はあんなにこだわっていたのに、今日は全く気にもとめずに過ごしている。いつもある姿なら関わりの対策も立てやすいですが、こだわりが日替わりであるということも、ママがストレスをためやすい要因とも言えます。
 

「こだわり」を大切にした関わりのメリットと無視するデメリット

困りごととして扱われやすい「こだわり」。でも決して悪いものではありません。「こだわり」は強い興味、「自分でやりたい」という想いの現れ。2歳児は好奇心の塊なのです。

子供の「こだわり」を大切にした関わりをすることで、物事を追求する気持ちが育ちます。1つ1つのことを、思う存分に追求し満足する。「納得する」感覚は、自分の気持ちと折り合う力を育む助けとなるでしょう。何よりママに気持ちを尊重してもらえることで、子供の情緒が安定します。そして寄り添うと同時に、ママとのルールをしっかりと心がけていくのも意識してみましょう。

大人としては、こだわると長いから回避したいという思いも生まれるとは思います。しかし、注意する、やめさせるというのはNG。好奇心が満たされないことで、常にイライラしている状態になりかねません。後々大きくなってから、何も興味を持たない無気力な子になるリスクも高まってしまいます。
 

2歳児のこだわり:お家での関わりのポイント

2歳児の強いこだわり・イヤイヤ期への上手な対処法 子供との関わり方

こだわりを大切にしつつ、子供の世界を広げていく関わり。そのためにはママとのルールが鍵になります。

まず、子供が何に強く興味を持っているか、よく観察してみましょう。興味が奪われている状態、立ち止まって動かない、特定の「手続き」のような物をしたがる場合には、「こだわり」である可能性があります。関わりの基本は、子供のこだわっていることに、寄り添うこと。社会的なルール違反、マナー違反、危険な行動をのぞいて、実害がなければ、こだわらせてあげて大丈夫です。

例えば、先ほど挙げた例の中で言うと、雨ではないけれど長靴を履きたいという場合。子供が長靴を履いても、誰も困りませんし、特に危険ということもないので、履かせてあげても大丈夫です。いつも長靴を履きたがると、日常の一場面になりやすいですが、「長靴がいいんだね」と子供の気持ちを受け止めている声掛けを心がけてみましょう。

とはいえ、ずっとこだわっていて良いということでもありません。2歳児になると、「自分で選ぶ」ことに喜びを感じるようになります。その特徴を味方につけて、長靴であれば、隣に靴も一緒に並べて、どちらかを選んでもらうというのがオススメです。子供が今持っている「こだわり」は大切にしつつ、世界を広げてあげる関わりを意識してみると良いでしょう。
 

2歳児のこだわり:本当に困る!外出時の関わりのポイント

長靴の例では、ママと子供2人の間で完結するものですが、お出かけをするとそこは社会の中になります。人の目も気になる、お出かけ中の「こだわり」。ここでのポイントは、社会のルールやマナーがあることを、感じさせてあげることです。

エレベーターのボタンを必ず押したがる場合、「エレベーターはみんなの物だよ」「あなたがボタンを押せないこともあるよ」と一声かけ、少しずつ意識づけしていくと良いでしょう。それでも、「絶対に押したい」と譲らないこともあると思います。そのような場合には、他の人に迷惑がかからないように。人がいなくなるまで待ちボタンを押させてあげる等、できる範囲で環境を整えるのも良いでしょう。何度もボタンを押して、おもちゃのようにするのはマナー違反。エレベーターはおもちゃではないことを伝え、通常利用の回数のみとママが決めてそこは譲らないのがベストです。

どうしても「こだわり」により添えないこともあります。そのような時は、子供がやりたいと感じている気持ちを受け止め、今日はできない旨を言葉にして伝えてあげましょう。こだわり全体の2割くらいであれば、子供は諦めてくれます。
 

こんな時は相談を!

大切にしたい「こだわり」ですが、付き合うのにはとても根気がいるもの。毎回暴れるほど、パニックになって手がつけられない、関わりに困る場合には、是非近くにいる保健師や保育士に相談してみてください。お子さんに合ったより良い関わりを見つけて、好奇心を伸ばす関わりをしていけると良いですね。

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※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。