コールドプレスジュースでダイエット
美容にいいビューティジュース!
今回はそのコールドプレスジュースのダイエット効果をお伝えしましょう。
コールドプレスジュースとは
スロージューサーや低速回転ジューサーと呼ばれるジューサーで、野菜や果物などに熱を加えずに強い圧力をかけ、食材をすり潰しながら絞ったジュースのことをコールドプレスジュースやスロージュースといいます。今までのジューサーは高速遠心分離式と言って、刃を1分間で約1万回もの高速で回転させることにより食材を細かく切り刻んでジュースにする方法だったため、回転の際に熱が加わり空気に触れて酸化が進み、ビタミンや酵素などが破壊され栄養素が失われやすいと言われていました。それに比べ、低速で圧縮搾汁式のスロージューサーは1分間約40~90回転(メーカーによって違う)とゆっくり圧力をかけてすり潰していくため熱の発生を抑える事ができ、酸化が起こりづらく、栄養素を壊さず摂取することが出来ます。
コールドプレスジュースで代謝アップ!
朝食をジュースに変えたりファスティングに利用したりすれば、普段より食べる量が減ってカロリーも少なくなるのだから痩せて当たり前、と思う人は多いと思いますが、実はコールドプレスジュースにはそれ以上のダイエット効果があるのです。そのカギとなるのが「酵素」。
食べ物の消化・分解・吸収や免疫強化、老廃物排出や自然治癒力の向上など、私達の生命維持に欠かせない栄養素である酵素にはいくつかの種類があり、健康的にダイエットをするにはしっかり摂らなくてはいけない栄養素の1つです。
酵素には、体内の潜在酵素である消化酵素と代謝酵素、そして生の野菜や果物、肉や魚、発酵食品などに含まれている食物酵素があります。
消化酵素は栄養素をカラダが吸収しやすいよう、食べたものを消化する酵素。そしてその消化酵素によって分解されエネルギーになった栄養素を、様々な形でカラダの中で働かせるように働くのが代謝酵素です。運動や日常生活でカロリーを燃やしてカラダを動かしたり、呼吸や毒素排出、免疫力の強化や肌の新陳代謝など、私たちの生命活動をスムーズに行うために代謝酵素は働いています。
食生活の欧米化の影響などにより消化に負担のかかる食事を摂ることが多いほか、1日3食や間食を摂る食生活が続いているとどうしても消化酵素の消費量が多くなるため、元々ある消化酵素では足りず、代謝を上げてカラダの調子を整えたりする代謝酵素まで消化に使われてしまい代謝酵素が減ってしまいます。そうすると、代謝が下がって太りやすくなったり、何となく調子が出ないなどのカラダの不調に繋がってしまうのです。
わかりやすく言うと、体内にある潜在酵素の量はほぼ決まっていて、消化酵素を使いすぎると本来代謝に使われるはずの酵素まで消化に使われてしまい、代謝が滞ってしまうということ。
年齢を重ねるにつれて代謝も下がってきますから、そのためにも食事からしっかり食物酵素を摂って代謝を助けたいところですが、前述のように酵素は熱によって失われてしまうので、生の野菜や果物をたくさん摂る必要があります。厚生労働省が推奨している1日当たりの推奨摂取量は野菜が350g、果物は200g以上。この量を毎日摂るのはなかなか難しいかもしれませんが、ジュースにすることでそれくらいの量は軽く摂取することが出来ます。
さらに、コールドプレスジュースは不溶性食物繊維を取り除いたサラサラなジュースのため、消化吸収で胃腸に負担がかかりづらく、消化による酵素の消費量を抑えながら食物酵素を摂取することが出来ます。それによりジュースによりたっぷり摂取した酵素がそのまま代謝酵素として使われやすくなり、代謝アップに繋げることが出来るのです。
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