そもそも子どもの睡眠時間ってどれぐらい必要?

お昼寝する赤ちゃん

お昼寝には色々な役割があります

生まれた直後は1日の大半を眠っている赤ちゃんも、次第に起きている時間が増えます。生後5~6ヵ月になると、日中は午前午後に各1回、1~2時間お昼寝をするというパターンができあがってきます。

1歳代になると、多くの子が1歳半ぐらいまでに1人歩きをするようになり、運動量も格段に増えます。一方で体力もついてくるので、午前午後1回ずつだったお昼寝が、午後の1回のみになってくる子も多いものです。

そして、1歳前後~1歳半ぐらいまでの間にほとんどの子が1人歩きをするようになり、運動量もグンと増えると同時に、体力もついてきます。午前午後に1回ずつお昼寝をしていた子の中にも、午後1回のみになってくる場合も多いでしょう。

具体的に1日の睡眠時間を見てみると、新生児は15~17時間、生後7ヵ月前後で11~14時間、3歳で11~12時間、学童期で8~10時間、思春期で7~8時間と減っていきます。夜の睡眠で足りない部分を、昼寝で補っていることになります。

しかし、睡眠のパターンはその子によって様々です。1~2歳で保育園に通っていない場合、午前中に1度眠くなってお昼寝をし、午後は寝ない代わりに夜の就寝は早い場合も。2歳代になっても、午前午後に少しずつお昼寝をする子もいます。1回に深く集中して眠る子、眠りが浅い子など、眠りのパターンも色々な個性があります。


「寝る子は育つ」……お昼寝は必要なの?

「睡眠」の意義は、疲れを取り除くためだけではありません。深夜0時以前に成長ホルモンが多く分泌されたり、「夢」によって記憶の定着がされたり、睡眠中に消化吸収が活発に行われることなどが、眠りについての研究で明らかになっています。それを考えると、夜の睡眠に大きく影響を与えない形でのお昼寝が好ましい形といえます。

しかし実際には、1日のいつに眠くなるか、どれぐらい眠るかは、本人だけの問題ではなく、家庭の環境が大きく影響します。家族全体が早起きだと子どもも早起きしたり、家族や上の子たちのリズムに影響を受けて、就寝時間が遅くなったりする場合も。

また、保育園に通っている場合は、長い保育時間を元気に過ごすことも大きな目的として、お昼寝が日課となっています。1~2歳代の頃は、給食後、多い子では2~3時間昼寝をする子もいますが、年齢が上がるとともに、みんなと一緒に横になりはするけれど、あまり眠らない子も出てきます。園によっては卒園前の数週間、小学校生活に向けてお昼寝の時間を取らない園もありますが、特に対応がない場合もあるでしょう。保育園卒の子は、小学校入学前の春休み中から学童保育に通う子も多く、家庭でお昼寝の習慣を変えることは難しいものです。小学校入学後はお昼寝よりも、宿題や明日の準備などやるべきことを終えて、なるべく早く就寝させることが一層大切になってきます。

>>>生活リズムを上手に取るために