今回ガイドする内容は、オールアバウト読者さんからの情報を元にしている。知らせていただいたのは2015年9月7日。もちろん、その方は将棋ファンであり、さらに漫画ファンでもあるという。許可をいただいたので、その一部を紹介しよう。

初めまして。いつもガイド記事を楽しみにしています。
私は「ショー女」です。(中略) 少年ジャンプで、将棋漫画が新連載されることをご存じでしょうか?/「ショー女」さん

『ショー女のすすめ』/過去記事から

『ショー女のすすめ』/過去記事から

おおっ!「ショー女(関連過去記事)」という言葉をご利用くださっているとは、なんとも、神々しい読者さんである。さて、肝心のジャンプ新連載についてだが、情けないことに、情報不足、とんと知らなかった。ショー女さんは続けてくれる。

 


私は漫画ファンで、週刊少年ジャンプは欠かさず読んでいます。9月21日号も購入しました。/ショー女さん

ガイドも漫画ファンである。将棋漫画については、これまでにも紹介してきたので、ぜひ、コンテンツの将棋マンガレビューをご覧いただきたい。思い返せば、『巨人の星』、『あしたのジョー』、『男どアホウ甲子園』から、はまった口である。「星」や「ジョー」のマガジンや「どアホウ」のサンデーに少し遅れて発行されたジャンプ。『男一匹ガキ大将』でマイブレイクが始まったのを覚えている。こうして、子どもの頃から週刊誌にはけっこう詳しくなった。そこで、説明するが「9月21日号」は名前だけのことであり、実際には、およそ2週間ほど前に店頭に並んでいるのだ。だから、ショー女さんは、9月21日号を9月7日までに読むことができているのである。

ジャンプに将棋漫画が!

そのP502に次号の予告が出ていますが、『ものの歩』という将棋漫画のお知らせがありますよ~/ショー女さん
とのことである。心底ありがたい情報である。急げ、ガイド、急ぐのだ。私はメロス(関連過去記事)となり、書店へ飛ぶ。実際には電動アシスト自転車をとばしたのだが、途中、頭の中で「502、502」と繰り返すのを忘れなかった。そして、買った。ジャンプの定価255円をきっちり支払い、胸が高鳴る。

ジャンプ

ジャンプ

見れば、『こち亀』の両さんが着流しでマイクを握り、流し目を送る表紙である。余談だが両さん、ついに39周年突破とのこと、おめでたい。
そのお祝い巻頭カラーをすっ飛ばし、私は502ページを目指すのだ。ちなみに9月21日号は41号とナンバリングされていたので以下41号と記す。ジャンプファン多しといえども。いの一番に次号予告を見るのはガイドだけではないだろうか。オンリーワンな自分を発見し、ちょっと誇らしげである。
502ページ、どんなに小さな囲み記事であろうと、私は見逃さない。ガイド魂が躍動した。

 

驚きの見開き

レジのアルバイトさんへの挨拶もそこそこに自転車置き場に急ぐメロス。紙袋をかごに放り込み、目を皿にするガイド。おそらく若干赤みを帯びていただろう。いわゆる血眼(ちまなこ)である。

「うわっ、あったぞ!」

驚きの扱い/イメージ

驚きの扱い/イメージ

まさしく、うわっであった。どんなミクロな記事でも逃さぬ決意でいたガイドは驚愕したのだ。トカゲを探していたら、ティラノサウルスを発見しちゃったみたいな感じである。小さな囲みどころではない、502ページ独占、しかも503ページにまで影響を及ぼすという、いわば、堂々たる見開きでの紹介なのだ。その見出しはこうである。

『ものの歩』に力を入れるジャンプ

「集え、歴戦の将よ!波乱盤上の合戦、開幕!/週刊少年ジャンプ(2015年41号)

次号(42号/発売日は9月14日)の予告は将棋一色じゃないか!すごいぞ、ジャンプ。これほどまでにジャンプが力を入れている作品のタイトルは、すでにショー女さんから紹介されたように『ものの歩』である。

『クロガネ』の池沢先生が贈る青春熱血将棋漫画!/週刊少年ジャンプ(2015年41号)

そう、あの剣道漫画『クロガネ』の作者、池沢春人の作品である。『ものの歩』はもちろん「もののふ(武士・戦士)」からとったものであろう。剣道と将棋、日本の伝統文化から漫画の世界へ連続しての切り込みだ。なんだか血湧き肉躍る作品になりそうだ。

ありゃっ!

ありゃっ!

おそらくは主人公であろう髪をデップで固めた学生服姿の少年が、今まさに「歩」を打ち込まんとする姿ががっつり全面に描かれている。が、しかし……。
ありゃっ!少年よ、そのまま打っちゃうと「と」打ちの反則だぞ。てな、つっこみは置いておく。(置いておくと言いながら、画像で再現してみました)

 


駒が舞う、悪魔が笑う!堂々出陣!2連新連載!第1弾!巻頭カラー54P/週刊少年ジャンプ(2015年41号)

おおっ!巻頭カラーだ。両さんのお祝いと同じ扱いじゃないか。がんばれ、『ものの歩』。その内容についても少し触れられている。
要領の悪い少年、信歩(しのぶ)が手違いで入居したのは、なんと「将棋のプロ」志願者専用のシェアハウスだった!/週刊少年ジャンプ(2015年41号)

メロスのタイトル画/ガイド画

メロスのタイトル画/ガイド画

おいおい、信歩、大丈夫か。手違いといえば、将棋で言えば「手」が違うに通じ、あまり良くない感じだぞ。「将棋のプロ」志願者といえば、奨励会・会員のことだろう。何度か記事にしたが、彼らは天才である。地元では、大人の強豪達をきりきり舞いさせる神童だ。そんな中から勝ち抜いた、ほんの一握りの人間だけが超天才としてプロ棋士になるのである。まさしく生き馬の目を抜く世界なのだ。日常が頭脳戦士たちの戦いなのである。あっ、だから『ものの歩』か……。

彼らが、シェアハウスに住むという設定は、それだけで事件を予感させるものがある。ああ、来週が待ちきれない。メロスが一転、セリヌンティウスになってしまった。私はきびすを返し、今来た道をレジへと戻る。

「すみません。来週のジャンプ、予約したいんですけど」

信歩よ、今度は君がメロスになる番だ。多くのセリヌンティウスが待っているぞ。

これまでの情報から察するに、将棋以外での大きな戦いもありそうである。嫉妬心もあるだろう、そこに芽生える友情もあるだろう。だが、友を切り捨てても戦わねばならない戦士(もののふ)達のさだめもある。さあ、どんな展開になるのか。池沢春人はどんな世界を見せてくれるのか。興味は尽きぬ、わくわくである。

ショー女さん、情報ありがとうございました。

皆さん、42号の予約は今だ!ついでに、予告が掲載されている41号も購入してはいかがだろうか。

いずれ、読後の感想へつづく

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追記

「敬称に関して」

文中における個人名の敬称について、ガイドは下記のように考えています。
(1)プロ棋士の方の活動は公的であると考え、敬称を略させていただきます。ただし、ガイドが棋士としての行為外の活動だと考えた場合には敬称をつけさせていただきます。
(2)アマ棋士の方には敬称をつけさせていただきます。
(3)その他の方々も職業的公人であると考えた場合は敬称を略させていただきます。

「文中の記述に関して」
(1)文中の記述は、すべて記事の初公開時を現時点としています。






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