アーティザンガーデン部門の作品
◆東京都・株式会社UWS ENTERTAINMENT「森の神様と水遊びした、あの場所」次は審査委員の評価がわかれたという作品、トロピカルなイメージのガーデンです。
大きな水槽を据えるなど新鮮味やパラダイスを感じさせる魅力ある作品ではありますが、気候風土の違いが評価に現れたのかもしれませんね。
◆三重県・株式会社リョーケン「せせらぎの唄」
さてアーティザンガーデン部門の最後は、金賞を受賞したこちらの作品です。
背景の造作もしっかりしていて、どこかの料亭のお庭に来たような錯覚を覚えます。
とても一週間の工期の中で作り上げたようには見えませんよね。
庭の一部を切り取っても、絵になるところが素晴らしいです。
選手権に出展された方々にお話を伺うと、施工は実質3~4日だったというところが多く、加えて今年は天候不順に悩まされ、審査日までの毎日が泥と格闘の日々だったとか。
ガイドが取材に訪れた日も、ときおり激しく雨が降ったり日が差したりと、めまぐるしく天気が変化する状態でした。美しい庭の影に隠された職人さん達の「白鳥の水かき」に、あらためて敬意を表したいと思います。
今回すべての作品をご紹介することはできませんでしたが、選手権は9月27日(日)まで公開されています。レベルの高い造園技術など、他の花イベントとは違った魅力のある選手権です。機会がありましたら、ぜひ実物をご覧いただければと思います。